先日、私が今回取得したアパートの浄化槽の点検に立ち会いました。
初めて見たのですが、こういう風にして汚水を浄化出来るんだな、と感心しました。
浄化槽の仕組みは、微生物の作用を利用して、汚水を浄化する仕組み。
今では一般家庭用もありますが、生ゴミを微生物の化学反応を利用して土に変える、という商品がありましたよね、あれと同じ仕組みですね。
業者さんに伺うと、浄化槽の点検に立ち会いたいと言ってくる大家さんは稀だそうで、何だか嬉しそうに色々と説明してくれました。
私は、インフラ事業の中で、ちょっと言い方が悪いかもしれませんが、人間の下の世話をする事業は非常に大切な事業だと思っています。
私たちは、普通に生活しているだけで、洗濯の汚水、トイレの汚水、お風呂の汚水など、その汚水を処理してくれる事業がないと、先進的な生活は出来ません。
この事業がないと、アフリカの奥地のような、原住民と同じ事になってしまいます。
人間と言うのは、他の動物と違って、必要以上に物を食べたり、水を使ったり、物を汚したりします。
なので、この下の世話をする事業は、本当に大切な事業なのです。
これは、下の世話だけではなく、食物にも言えることで、特に肉などは、豚や牛、鳥を殺さないといけません。
なので、野生動物などは、必要以上に獲物を取ろうとしませんし、必要以上に食べませんよね。
人間あるいは、人間が飼う動物のみが必要以上に食する傾向があるので。
私は、今日の作業を見ていて、本当にありがたいと思いましたし、また「縁の下の力持ち」の仕事をしている方々に、心から感謝の気持ち抱くのでした。