今回は、島田紳助さんの話題で感じた事を
書いてみようと思います。
私の元にある物件情報が舞い込んで着きまして、
私が懇意にしている金融機関に相談に行きました。
ひとつは、もうすでに知っていて、間取りが良くないので
止めておいて方が良いですよ、との事。
もう一つの物件は、内容は良いのですが、
という前置きで、ただ、その物件の周辺は
雰囲気が悪いんでしすよね、と。
それと、数ヶ月前に見かけた事がある物件だと、
言う事なのですが、まあ、物自体は良いので、
調査をしてみる、という事に成りました。
そこで、物件調査をし積算評価を出し、
家賃相場、賃貸需要状況、店子付けの環境等、
調べた上で、買い付けを入れました。
そして、数日して仲介さんから帰ってきた返事が、
「中間省略」と言われる物件だったんですね。
この「中間省略」というものを説明しますと、
まず普通の取引においては、
A→仲介さん→私、
といういう風になるのですが、
中間省略の場合は、
A→B→仲介さん→私、という具合です。
それで、ここでこのBという人が登記簿に
登記されれば良いのですが、これを省略して、
私に所有権を移動する、という事なんですね。
そうなんです!!
このBという人は、間で利益を取るためだけに、
この様な手法を取るようです。
この「中間省略」という取引形態を取っている、
という事で融資が通りませんでした。
まあ、当然ですね。
例えば、本来は1億で購入できる物件を
Bの利益分上乗せした額で購入しないといけない、
金融機関はその額に融資をつける、という事なので、
融資が通るはずがありません。
また、私もその様な手法を許すわけには行きません。
まあ、ここは穏便にあきらめる、という事にしておきますが、
物件を数棟購入して、不動産賃貸業が板についた頃には、
この様な業者に対しては何らかの意見を申し出たいと思います。
人が一生懸命、物件を調べて適正な価格で購入しようと
思っているところで、横取りするような行為は、
本当に卑劣としか言いようがありませんね。
今話題に成っている、島田紳助さんもあっち関係の
ことで引退に追い込まれていますが、今回の私の
この「中間省略」というのも、登記に載せない、
という事を考えると、非常にくさい、気がします。
本当に気をつけないといけないですね。
金融機関の担当の方が、あまり乗り気では無かったのが
この様な理由からかもしれません(私の憶測ですが)
今回は、不動産取引の裏側を見れた、
ラッキー、という事にしておいて、
また、気を取り直して、次の物件を探しに出かけたいと思います(笑)