自動車業界の言い分 --- 古すぎる日本の試験方法 | Driving On the Earth - Part2

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今まで続けてきたDriving On the Earth の更新ができなくなり、Part2にて、再スタートです。
2台の車と3台のバイク、そしてレンタカーで将来の地球環境を考えながら地球を旅していこうと思う技術者です。 

 あるルートから、日本の認定試験のやり方は、かなり古く応酬と比較すると時代錯誤のものが数多く存在するようだ。

 

 それゆえ、自動車メーカー自体、欧州のより近代的な試験法を取り入れたりその中間的なものを使ってみたりと、実は今回の認証試験不正においては、ある意味仕方が無いようなところもあるようだ。問題は、それなら正当な方法で、国土交通省に異議をも仕立てて、頼義試験法の見直しをすれば良い!なんて声を聴く。

 

 それでも、自動車業界は、日本の規格、欧州の規格、米国規格と、それぞれに合わせての試験を行う点からして、それぞれが自社の会社ににのっとり変更したりしている部分があるようだ。

 

 それゆえ、安全は保障されているとか訳の判らない発言があるようだが、それこそが驕りに聞こえてしまう。もっと正論法で、現行のものを変える事をしないのは、やはり不正でしかないと言う事である。これ自体見ても、本当のリーダーシップを持てないのが日本のトップ産業なのかもしれない。

 

 裏を返せば、例えば衝突試験でより厳しい欧州の規格に合わせたら製造コスト上昇するから日本では日本の規格に合わせる等、自社の都合に合わせるなどのがあったのではないか?そのような話を聞くと、もっと世界のリーダーとしての、より現実的なルール作りに動くような世界産業界全体への影響力を作り出すような動きをしてほしいモノである。

 

 個人的には、T社の車に乗って、良く出来ていると思うが購入したいと思う車は無いし、試験に供したいエンジンもほとんどない。だが、ほぼ同じように大衆車の下駄車を手掛けるPeugeotに乗ると、ここまで違うかと言わんばかりの、当たり前だが何か筋の通ったものを感じてしまう。特に、307辺りからPeugeot他PSAの車両は変った感がある。品質も初期は、ドアの閉める音ももバタンだったのが、2年でボンと言う締まり方になったし、その後の品質も一気に変わった感がある。PSAは、ドイツの様に排ガス制御の不正を行わずに多くをクリアしてきた。本来T社は、世界をリードすべき立場にあって、やはり情けないと言うか驕りがあったのだろう。

 

 民法はより厳しい荷重で衝突試験をするが規格から外れていると言ったT社を擁護する報道をするが、NHKでは右側だけで済まして肥大側からの衝突試験はしていないなんて報道がある。NHKの報道からすれば、T社の多くの車両は左右で異なるエンジン他の搭載があり、勝手な理解がされたようにも思える。これこそが民法はT社の広告費を無視できない。これ自体与党が献金を無視できない企業との癒着はあって当たり前だとすれば、この問題、結局はうやむやになるのだろう。

 

 それにしてもスバルさんは無かったのだろうか?だとしたら、昔お付き合いした時のまま。そうあってほしいと願うばかりである。