日本の株価が上がる一つの要因が、今の円安にある。もうこれ以上円安に振れる事は無いから、株価の変動があっても、まず損はしない!というのが海外からの見方である。
さて、この円安、自動車業界や商社は、円安による恩恵が非常に大きく、利益率を同じにすれば、輸入価格が上がった方が商社は利益が増える。そしてエネルギー業界は、原料費の高騰を理由に、かなりの販売価格を値上げ、更に補助金で過去最高益を出すなど、常識的に考えればあり得ない事。
さてさて、あり得ない事が起こるという事は、誰かが何かをしていると思うのが当たり前。そう考えると、今の政治に何らかの問題がある。
一つは、現政党は、金で動く!同時に、官僚も企業と与党が癒着している事の方が、好き勝手やり易い。何故なら、現政党には、技術も理解できない人ばかりだし、未来像など無いのだから、官僚が勝手に抱く、大手企業の方針を鵜呑みに考えてやり易いように仕事ができる!と考えても不思議ではない。
逆に、色々判る人たちが色々口を挟むと、今までいやってきたことを見直さなければならず、非常に面倒だと思って当然たと言える。
旧民主党時代に、原発・再生エネルギー・化石エネルギーのコストを見直した時、再生エネルギーの方が、原子力より安いと試算されたが、今の与党になった途端、その事にはしばらく触れられることは無く、数年後には原発優位となった事からも、政権の指示=企業の希望(金で買った?)に従う方が、やり易いのだろう。
事実かどうかはⓑつにして、今の政治や方向性は、企業などの何らかの意思が働いていると考えた方が妥当だと思える。
これでは、日本は良くはならない!企業ではなく国民の意思が働いた上での、新しい産業が生まれた方が、遥かに経済は良くなると考えた方が自然である。
つまるところ、それを変えるのは国民であり、それができないとしたら、日本ほど魅力の会国は無いと言えそうだ。
自分にとっての老後は、通常より20年長い!その後の人生は、日本ではないのかもしれない。それは、若者の政治政治参加の有無で変わると思う・・・。」