豊田自動織機 --- トヨタの関連なんて思う人ばかりにびっくり! | Driving On the Earth - Part2

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今まで続けてきたDriving On the Earth の更新ができなくなり、Part2にて、再スタートです。
2台の車と3台のバイク、そしてレンタカーで将来の地球環境を考えながら地球を旅していこうと思う技術者です。 

 T自動車さんの大元は、豊田自動織機である。これを知らない人が実に多いのには、びっくりだった!基本豊田自動織機が不正をしたら、T社さんが不正したのと何ら変わらないと捉えるのは、どうも年配者だけのようだ。

 

 T社さん自体、ディーゼルエンジンの開発を確か、20世紀末辺りに止めていた!その分、デンソーさんや豊田自動織機に移管し、制御も含め、内部開発する部署を外していたと記憶している。多くの理由はガソリンハイブリッドが最適で世界を征するとの方針からだったのだろう。T社さんのエンジン自体の熱効率は、ある回転域ではディーゼル並みである事からも言える事だが、ディーゼルは製造コストが高く、ほぼ同じ性能が得られればガソリンに特化して更にハイブリッドと組み合わせれば、ディーゼルに負けることは無いと踏んでいたのだろう。

 

 しかし、その後、ディーゼルの技術が進歩してきても、内部での研究開発はほとんど行われていない様に思う。その代わり、デンソーさんの、i-ARTを採用しても、制御自体は、かなりのセンサーとその信号を使わない様にしてコストダウンばかり優先していたように映る。

 

 基本T社さんの車のコストはかなり安いと個人的には判断していて、それ自体、下請けへの圧力だけでなく、PMチームのコスト管理を行っている方は、それこそ心の病気になって当たり前だと言われている。それが、下請けへの圧力にもつながるのに、自社の利益優先で、下請けは生かさず殺さずと言われていた20世紀よりまだ酷いのだから、安く作れて当たり前とも言えなくはない。その様な力が、排ガスなどの誤魔化しに繋がったとしても、責任を本当に感じているなんて思えないのは、今の政治と同じである。

 

 技術もビジネスも、何を追い求めるかで大きく差が出るのが、魅力である。個人的には、T社さんの車を買おうとは思わない。理由は、簡単、こんな優等生に作りあげた車は他にないだろう!買えよとばかりの主張しか見えてこないからだ。逆にN社さんの車は、整備をすると、オイオイ整備の仕方なんか考えずに造ってあるだろ!って感じである。

 

 それに対して、プジョーの21世紀バージョンは、実によく考え作られている、運転しても、自然な感じである。理由は、話をして判るのが、テストドライバー含め、本当に車が好きで足として使っている人達だな!って感じる事でる。ドイツ車は、早く走る事、優越感を作り出す事にかけては一流だが、決して魅力的には思えない!20世紀のジャガーは、またまた特別感があると言う様に、個性がある。その点、昔のスバルさんは、魅力があった。

 

 さて話を戻すと、見栄えだけではねえ!まして、誤魔化しや虚偽行為は、致命的になる。やはり本体自らすべきことを考える必要があるように思う。下請け任せで、自己都合の開発や経営では、どこかで行き詰まるのではないだろうか?

 

 日本を支える大企業であっても、奢るなかれ! と言っても無駄だろうが・・・・。