最強のハヤブサのトラブルは、単に燃料タンクへの水の漏洩が原因だったのには、実にがっかりだった。再度触れておこう。
実際、多くのバイクで同じようなトラブルが発生していることが判明。 要はキャップの構造自体が欠陥である。
特に夏場のゲリラ豪雨では、タンクが高温の状態で一気に冷やされ、エアベント管だけでなく、キャップの部分のシールが劣化していると、どんどん流れ込む。
キャップの内側から見たもの。黒い円形の板ゴムが、燃料口を塞いでいるシール。小さなスプリングで押されている。
そのシールを外したもの。 中央の2つ突起が出ている円形の部分は、鍵の軸と繋がっていて、回転すると2つの突起に押されノッチが引っ込む事で開閉する。 この回転部分のシールはしっかりしている。 だが、・・・、
リング状の内側は、テーパーになっていて、右側にリング状のスプリンが見える(細い線で囲った部分)が、ここは、本来ゴムで覆われていて、シールの役目を果たす。既にゴムが摩耗して、シール効果は無い!ここから水が流れ込んだ!
キーの部分の凹みに、アルコールを垂らすと、
内側には、一気に流れ込む。ヒンジの左側が、濡れているのが判る。
そうなると、前の写真のシールが破損した部分から、どんどん水は滲み込んでしまう。
つまり、リング状の平らな部分で給油口をしっかり押さえつけていても、内側のシール部分は、水が浸透して、タンクはどんどん水が入ってしまう。この部分のシールは、直ぐに劣化して、水の侵入を許してしまう。
これでは、長期に渡って雨から防ぐ事など100%無理。 もっとまともな構造にしないのは、これこそが、バイク寿命を決定させる要因にしているからだと思ってしまう。
結局フューエルコックを探したが、イタリア製しかまともな構造は無かったので、それを注文した。ほぼ1ヶ月経つが、未だ発送されない!
上記のような構造のフューエルコックなら、駐車して居るだけでも、シールは、タイトでは無く、滲むようにタンクに水が入る。 バイク乗りだったら是非構造を確認されたし!
明日は、錆びたタンクの内部処理について。
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