東京都内で里親をしている40代の夫婦が、3歳の男児に添い寝をしようとしたら、男児はおびえたように拒み、布団の隅に行ってしまった
親から虐待を受けていた男児を、児童相談所から預かったばかりのことだ
男児は表情が乏しく、日中も里親夫婦に近づいてこない
「大人に対して恐怖心を持っているようでした」と、里親の女性は振り返る
虐待された子供を保護し、養育するのは容易なことではない
女性は可能な限り男児のそばにいるようにし、外を歩く時は手を握り、折に触れ頭やほおをなで、スキンシップを多くとるようにした
今は元気に里親のもとから小学校に通学している
「虐待を受けた子は、人との距離感が分からない場合が多い。
極端に人を遠ざけたり、過剰にベタベタと甘えてくる子もいる。
この家で暮らしていいんだと分かり、自分の存在が受け入れられていると感じると、安心するようです」と里親夫婦は話す
読売新聞より抜粋