短所があるから長所が伸びる | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります


こんにちは 柴田です。

人間には、誰でも短所と長所があります。

あなたのお子様にもありますよね。

あなたは、お子様の短所と長所のどちらに焦点を当てますか?

殆どの親は、子供の短所に焦点を当てて、それを治そうとします。

でも、それが正しい育て方ではありません。

こんな話があります。

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あるアメリカの学校で理科の授業中、 実験に使っていたマウスが逃げ出し、どこに隠れたのかわからなくなった。

女性の教師は生徒たちに探させたが見つからない。そこで全員を席に着かせ、自信たっぷりにこう言った。

「これだけ探しても発見できないのなら、あとはモリス君にお願いしましょう。」

途端に、ちょっと待って、なんでアイツが、という声があちこちから起こった。

教室はざわめき、ある一人が、「モリスには無理です!」 と手を挙げて言った。

実はモリスは、目が不自由だったのである。

教師は答えた。

「なるほど、確かに目が不自由です。だからモリス君には無理だとみなは思うかもしれません。

でも先生は知っています。 モリス君は目が不自由でも、神様から素晴らしい能力をもらっています。

聴力です。

モリス君、 お願いできますか?」


そしてモリスは期待に応えて見事探し出した。

そして、日記にこう書き残した。


『あの日、あのとき、僕は生まれ変わった。

先生は僕の耳を神様がくれた耳だと言って褒めてくれた。

僕はそれまで目が不自由なことを、心の中で重荷に感じていた。

でも、先生が褒めてくれたことで、僕には大きな自信がついた。』


このマウス事件から十数年。

【神の耳】を活かして、音楽の道に進んだスティービー・モリスは、シンガー・ソングライターとして鮮烈なデビューを果たす。

スティービー・ワンダーという名前で・・・。

参照:「ココロでわかると必ず人は伸びる」木下晴彦著

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その短所こそが飛躍の元となることを是非覚えておいて欲しいです。