自然出産が可能な身体を作るのは、お医者さんではなく、あなた自身なのです。 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります


こんにちは 柴田です。


台風15号の影響で、九州沖縄地方では、大きな被害が出ているようですね。

あなたのところは大丈夫でしたでしょうか?


こんな台風の時に、出産日を迎えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?


停電もあったようです。


無事に生まれたことをお祈りするばかりです。


七夕の日、僕のテキストの一つ「出産というエクスタシー」を読んで実践していた方が、分娩室に入ってから15分後に自然出産で元気な赤ちゃんを産むことが出来たというメールを頂きました。




※本文とは関係ありません。



会陰切開もなしです。本当に良かったです。


そこで、今日は、会陰切開と大いに関係のある「陣痛促進剤」のお話しをします。


僕のブログでは、何度も取り上げている記事です。


先ずは、こちらを読んでみて下さい。




分娩室に入ってからだんだん陣痛の間隔が長くなってしまい、疲れて眠りそうになってしまったため、先生が見かねて投与したようです。


投与したとたん30秒間隔で強い陣痛が来てすぐ産まれ、ビックリしました。


投与してからは早くて楽だったけど、それだけ強い薬なんだなと怖くなりました。




陣痛促進剤は、病院ではあまり前のように使われています。


あなたは、この薬のことをどこまでご存じなのでしょうか?


陣痛が微弱だと判断されると、陣痛促進剤で陣痛を強めようということになります。


陣痛促進剤とは、子宮収縮剤です。子宮を収縮させることによって、陣痛を起こしたり、強めたりする薬です。


陣痛促進剤には、プロスタグランディンという薬と、オキシトシンという薬があります。


プロスタグランディンには内服薬と、点滴で静脈内に少しずつ注入して使う注射薬の二種類があります。






オキシトシンは、もっぱら点滴で使います。お産後の子宮がゆるんで起こる、弛緩出血を止めるために使うこともあります。


この二つの薬は、実は生体内でつくられている子宮収縮ホルモンです。自然の陣痛は、自分の身体がつくるホルモンが起こしているのです。


但し、このホルモンに対して、どんな妊娠週数の子宮も反応するかといえば、そうではなく、お産の準備が整った子宮が反応するのです。


ここが女性の身体に備わっている巧みさです。


なお、プロスタグランディンとオキシトシンには、それぞれ特徴があります。


プロスタグランディンには、子宮口を柔らかくする作用がありますが、子宮収縮を強める作用には、少し差があります。


陣痛は起こしますが、その陣痛は、強さや時間や間隔が不規則です。


それに対してオキシトシンは、規則的な陣痛を起こすことができますが、子宮口を柔らかくする作用はありません。


そこで、子宮口があまり開いていないときにはプロスタグランディンを、開いてきたらオキシトシンを使うという使い分けがされているようです。


同時に使うと、陣痛が異常に強くなることがあり、とても危険です。


陣痛促進剤は、極めてよく効く薬です。逆に言えば、使い方を誤れば大変怖い薬です。


ですから、まず基本は使わないことです。





「でも、そんなこと言ったって、医者に反対は出来ないわ」


そうですよね。分娩台に乗ってしまえば、まな板の上の鯉です。


ですので、妊娠中に、自然出産が可能な身体を作ることが大切なのです。


冒頭に、ご紹介した女性はテキストを実践してその身体を作っていたのです。


自然出産が可能な身体を作るのは、お医者さんではなく、あなた自身なのです。



テキストや顧問契約でお聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。




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