こんにちは 柴田です。
今この時も、日本のどこかで、こんなに苦しんでいるママがいるのです。
ガラスの天井:とらわれの私たち/1 ママ苦しめる「良母幻想」
毎日新聞 2015年08月19日 東京朝刊

※子どものことは好きなのに、子育てがしんどい--過大な責任感が母親を苦しめる=東京都杉並区で
共働き世帯が専業主婦のいる世帯を上回って20年近くたつ。
それでも、家事、育児の担い手は妻、夫は稼ぎ頭、という図式にあまり変化はない。
私たちは堅固な男女の性別役割分担意識から自由ではないようだ。
とらわれた意識は、変わりゆく社会の中で何を引き起こしているのだろうか。
●私はダメな母親…
40歳になって恵まれた子どもは、かわいくて仕方ない。友人は「いいママだね」と言ってくれる。でも心の中ではいつも思っている。育児がつらい--。
洋子さん(43)=仮名=は難関大学を卒業後、専門職として働いてきた。夫は大手金融マン。
一見不自由のない生活だが、育児は思うようにいかない。
東京都心の山の手に構えた新居の周りに知人はおらず、ママ友もできなかった。
実家は遠く、困った時の頼りは夫だけ。だが、産後まもなく体調を崩しても夫はさっさと出勤した。
赤ちゃんを抱くのがつらい日も、帰宅は夜中だった。
自分はダメな母親だと思う。子どもの泣き声にイライラする。
長女は今2歳。かわいがろうと思っているのに「あっちに行って」と言ってしまう。
本当は絵本を読み、ベビーマッサージをして、一緒に遊びたいのに、食事や身の回りの世話と家事をするだけで精いっぱいだ。
「3歳までの子育てが大事」という言葉に焦りを感じる。
「もう時間がない。心を育んであげてなくては将来きっと反抗的になってしまう」
●自分がオニババに
アニメの「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」が理想の家庭像だった。
優花さん(41)=仮名=は10年前に結婚した際、迷わず専業主婦になった。
夫の望む「きちんとした」朝食のため、毎朝魚を焼いて、野菜のおかずを作り、白飯を炊いた。
長男が生まれると、母子手帳を繰り返し読み、責任の重さを感じた。
公園に足しげく通い「母の務め」としてママ友作りに励んだ。ママ友に「夜は○時に寝るのが普通」と聞けば、ぐずる息子の背中を激しくさすって無理やり寝かしつけた。
保健所の育児講習も欠かさず、周りについていけないと「ママ失格」の烙印(らくいん)を押される気がしていた。
将来の教育費に備え、パートの仕事を始めてからも食事はほぼ手作り。家計を案じ、仕事で疲れ果て、家事に明け暮れた。
なんで私ばっかり--。自己犠牲で成り立つ生活にいら立ちが募った。
「あなたは働いているだけでいいわね」。
夫に不満を言い、子供にもあたった。実母に愚痴を漏らすと「母親の責任があるから仕方ない」と諭され「産まなきゃよかった」とも思った。
鏡の中の自分が「オニババ」に見えた。
転機は3歳の長男のじんましんだった。
「ストレスが原因」と診断され、はっとした。自分も夫も体調を崩していた。
一度仕事を辞め、夫婦でカウンセリングを受け、自分の心と向き合った。
●家事育児しない夫
午前8時過ぎ、香さん(40)=仮名=は小学校に行く2人の子どもを見送ると、パソコンを開く。インターネットで家具などを売るショップを運営するためだ。
多い時で月10万円以上の収入を得るが、会社員の夫はその「仕事」を「趣味」としかみていない。
長女の妊娠を機に家庭に入った。実家の両親の介護費用などを自力で稼ごうとして、夫に相談すると「家庭がおろそかになる」と反対された。
自宅でできるネットショップは「ストレス解消」と説明してようやく認めてもらえた。
夫は今も家事や育児は一切しない。
家が散らかっていると「何をしてた」と立腹し、香さんが体調を崩して寝ていると小学5年の長女に「俺のご飯は?」と詰め寄った。
「いずれは外にも出て、もっと稼ぎたい」という香さん。しかし「今は子どもを優先したいから」と、現状の生活に甘んじている。
「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」という意識は根強い。
内閣府の世論調査(2012年)では、賛成する人が過半数を占め、前回09年調査より増えた。

こうした意識が女性に社会的役割と家事育児の両方を強い、男性が家事育児に関わるのを妨げる面もある。
母親は子どもに尽くすものだという「母性愛神話」もなお女性を苦しめる。
難関大学を卒業後、専門職として働いてきた女性。そして、その夫は大手金融マン。
新居は、東京都心の山の手。
誰が見ても羨ましい成功者としての女性ですよね。
これだけ有能な女性であっても育児に関してはド素人なんです。
そして、男性も仕事は出来ても人間的には、未熟です。
どうして、愛して結婚した妻が苦しんでいるのに気が付かないのでしょうか?
そして、仕事だけやっていればいいと思うのでしょうか?
自分の子供が頑張って成長しているのです。
ならば、お世話をするのが当たり前だと何故考えないのでしょうか?
お金が全てですか?
給料さえ稼いで来ればいいのでしょうか?
給料を人一倍稼いでいるのなら、そのお金でベビーシッターなどを雇って、妻にも休みを作るという考えが出ないのは何故でしょうか?
それは、男性が甘やかされて育ってきたからではないでしょうか?
専業主婦である母親が、一人で育ててきた。
それを見て育っているので、子育ては母親の仕事だと信じて疑わないのではないでしょうか?
でも、その母親も苦労してきたはずです。

子供には見えない苦労をしてきたはずです。
もしかしたら、その母親の実母が応援していたのかもしれません。
その事実を子供は、知りません。
だから、母親は一人で何の苦労もなく自分を育てたと思い込んでいるのでしょう。
その凝り固まった頭を変えるのは、今育児で苦しんでいるあなたではないでしょうか?
そんなあなたには相談相手がいない。
どう旦那に話を持っていいかわからない。
孤立無援の子育て。

それを解消するのが、僕の顧問契約です。
あなたの悩みを聞き、その悩みを解決する。
そして、育児環境をより良くするためには、どうすればいいのかをアドバイスできるのです。
育児の相談窓口は、行政にもあります。
でも、そこでは夫が育児に無関心であるという悩みを解消することまでは相談に乗ってくれません。
僕の育児相談顧問契約は、日本で初めてのコンテンツです。
育児の相談だけでなく、あなたの心を癒すために環境を変えるお手伝いもさせて頂いています。
あなたの育児を楽しいものにするために、そして、お子様の才能を引き延ばすために、全力でお手伝いさせて頂いています。
お陰様で、ご契約者様は累計で1000名様を突破しました。
その中には、妊娠中から何度も更新されている方もたくさんいらっしゃいます。
育児の悩みは、お子様の発達に伴って新たな悩みも出てきます。
悩みが一つ解消したと安心したら、また新しい悩みが出てくるのです。
その発達段階に合った育て方や悩みの解消をさせて頂いています。
育児は、本来楽しいものなのです。

あなたの苦労は、赤ちゃんやお子様の笑顔で報われるのです。
でも、あなたの苦労を認めてくれる人も必要ではないでしょうか?
あなたが、一人で頑張っていることを認めて褒めてくれる人が必要です。
あなたのお力になります。
是非、顧問契約の門を叩いて下さい。
お待ちしています。