こんにちは 柴田です。
こんなニュースを見つけました。
弱視の子ども用ノート、可愛く 弱視男性が資金募り製作
朝日新聞デジタル - 2015年4月18日 土曜日

弱視の子どもが使いやすいノートを、自身も弱視者である東京都杉並区の伊敷(いしき)政英さん(38)がつくった。
ノートの名は「KIMINOTE(きみのて)」。
表現する楽しさを知り、自分のこと、弱視のことを社会に伝えられるようになってほしい。
そして、君の手でよりよい社会を作ってほしいという願いを込めた。
障害者向けのウェブサイト制作を支援する伊敷さんの矯正視力は右目が0・02、左目は光を感じる程度で、幼いころからノートへの筆記に苦労してきた。
普通の市販ノートの罫線(けいせん)は細く、色が薄い。
弱視者にとって見づらく、文字がはみだしたりまっすぐ書けなかったり、なかなかきれいに筆記できなかった。
弱視者向けのノートはあったが、大人向けの地味なデザインで子どもが喜ぶ絵表紙のものはなかった。
昨年、弱視の女児がいる知人から
「市販の弱視対応のノートはかわいらしくなく、学校に持っていきたくないと言っている」
と相談を受け、自分で作ることにした。
ネットで資金を募るクラウドファンディングで呼びかけ、制作費用115万円を確保。
罫線の色や太さなど、実際に弱視の子どもたちに使ってもらって仕様を検討した。
完成版は見やすい濃緑の太い罫線で、表紙はケーキを作る女の子と羊のイラスト、ロケットと小惑星探査機の写真をあしらった4種類を用意した。
弱視の子は顔を近づけてノートを見るため、めくった時にページの角が目に入ってしまうことがある。
目への影響をやわらげるため角を丸くした。これまで2800冊作り、全国の盲学校や弱視学級にも贈った。
伊敷さんは大学生の時、サークル仲間全員で書き込むノートに自分だけ書き込めず、疎外感をもったことがあった。
「弱視の子どもとそうでない子どもが、このノートを連絡帳などで活用し、互いを理解するきっかけになれば」
と願う。
B5判、各540円。問い合わせは専用ホームページ(http://kiminote.jp/
)。(前田智)
素晴らしいですね。障碍者が自ら障害を乗り越える手段を考え、そして、実現する。
素晴らしい男性です。
ところで、明日、統一地方選の第二弾が投票日を迎えます。
先日の第一弾の投票率は、ひどいものです。
41の道府県議選の投票率は、平均で45.06%。半分以上の人が投票に行っていないというです。
41道府県中、38道府県では戦後最低の投票率になっています。
なかでも僕の住んでいる千葉県は37.1%と過去最低でした。
僕が投票所に着いたのが夕方の四時過ぎです。その時点で投票率は、なんとたったの17%程でした。
投票所も閑散としていましたね。
公職選挙法では、最低投票率というような規定はないので、いくら投票率が低くても、選挙そのものは、もちろん有効に成立しているので、当選した議員は、ふんぞり返っていることでしょう。
何のために議員になるのでしょうか?
障碍者が生活しやすくするためというのも、議員活動の一つになるのではないでしょうか?
それが、障碍者には全く恩恵が及んでいない。
いや、仕事をせずに、報酬をより多くもらおうという議員ばかりではないのでしょうか?
議員報酬以外に政務調査費というのが、地方議員には年間600万円ほど支払われています。
しかも、使途不明ばかりです。
小渕優子議員のように、自分の私生活に使っているような議員がほとんどではないでしょうか?
その金を、障碍者の為に使うという考えはないのでしょうね。
明日の投票も低投票率が予想されます。
こんなゴールデンウィークが迫っている時に投票日を設定することで投票率を下げたいという自民党、公明党の意図が見えています。
皆さん、投票には行きましょう。市議会議員広報というのがご自宅に届いているはずです。
それを読んで投票すべき人を選んで下さい。
テキストや顧問契約でお聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。