家族の事件簿 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります


こんにちは 柴田です。


家族の事件が後を絶ちませんね。乳幼児虐待だけでなく、大人同士の事件も同様です。


今年に入っても…




毎日新聞 - ‎2015‎年‎1‎月‎3‎日 ‎土曜日
殺人容疑:父親が通報 22歳兄が帰省の弟刺し死なせる


帰省中の弟を包丁で刺したとして、埼玉県警東入間署は3日、同県富士見市水谷1、アルバイト、福田未来(みらい)容疑者(22)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。


弟は病院に運ばれたが死亡が確認されたため、容疑を殺人に切り替えて動機や経緯を調べている。


逮捕容疑は、同日午前4時40分ごろ、マンション一室の自宅で、弟の大学3年、鉄平さん(20)の胸を包丁(刃渡り約20センチ)で刺したとしている。


同居している父親から119番があり、駆け付けた救急隊と東入間署員が血を流して倒れている鉄平さんを発見。


室内にいた福田容疑者が刺したことを認めたため逮捕した。鉄平さんは東京都内にある大学の寮で生活しており、1日から帰省していた。




これは、兄弟の嫉妬が原因でしょうか?



2015年1月5日 テレビ朝日

和歌山市で40歳の長男の体に火を付け、やけどをさせたとして71歳の父親が逮捕された


父親が「殺すつもりで火を付けた」と供述していることが分かりました。


運送業の日下憲明容疑者は4日夜、和歌山市の路上で、車の運転席に乗り込んだ直後の長男の昭弘さんの体に灯油のようなものを掛け、ライターで火を付けた疑いが持たれています。


昭弘さんは近所の家に駆け込み、病院に搬送されましたが、全身の77%にやけどを負って重傷です。




調べに対し、日下容疑者は「殺すつもりで火を付けた」と供述しているということです。


警察は、日下容疑者が離婚した元妻の自宅に昭弘さんと3人でいた際、何らかのトラブルがあったとみて捜査しています。




年老いた父親が、わが子を焼き殺そうとするなんて、この親子の間に何があったのでしょうか?


家族同士の事件に関して「週刊SAPIO1月号」には、こんな記事が掲載されていました。




家族同士の殺し合いが増加 昨年の殺人事件は親族間が53.5%


警察庁のまとめによると、2013年の殺人事件検挙件数のうち、被疑者と被害者の関係が親族間である割合は53.5%。実に半数以上が“家族同士の殺し合い”という悲劇の結末を迎えている。


殺人事件は戦後、1950年代から減少し続け、1990年代以降は1100~1250件程度とほぼ横ばいで推移、2009年以降はさらに減って1000件以下となった(いずれも検挙件数。警察庁の統計による)。


高度経済成長で暮らしが豊かになるのに伴い減少し、その件数に大きな変動がないことがわかる。


しかし、親子、兄弟、配偶者同士など「親族間」の殺人に目を転じると、事情は異なる。


2003年までの過去25年、親族間の殺人は検挙件数全体の40%前後で推移してきたが、2004年に45.5%に上昇。以後の10年間でさらに10ポイント近く上昇し、2012年、2013年には53.5%まで増加した。


「超高齢化による老老介護」や「長引く不況による経済的困窮」などが背景にあるとされているが、影山任佐(じんすけ)東京工業大学名誉教授(犯罪精神病理学)はもっと根元的な問題だと解説する。


「そもそも家族は他人よりも圧倒的に近い距離にいるため、『なぜわかってくれないのか』と不満を抱きやすい相手。根本にある依存心、甘えが満たされなかったとき、不満が他人相手より増大しやすい」


特に近年は若年層の「親殺し」が目立つ。


2006年6月には、奈良県で16歳の長男が自宅に放火し継母と異母弟妹の計3人を焼死させる事件が起きた。


父と同じ医師になることを強要されていたこの長男は、学校のテストの結果が期待通りではないとして父から度重なる暴力を受けていたという。


家族に本来の平穏が訪れるためには何が必要なのか。従来のあり方そのものが現実とそぐわなくなっていると影山氏は指摘する。


「もはや家族の機能不全は当事者だけでは解決できない。セーフティネットを充実させて個人の失敗を社会でリカバリーしたり、社会貢献、国際貢献活動などを通じて多様な価値観を育て、個人のエネルギーを正しい方向に向けさせるような教育をするなど、社会全体の制度設計をし直すべき時期に来ている」(影山氏)




「親」という役割の勉強をしないで、子供が出来たから「親」になった。


「親」だから、子供を自分の所有物のように扱う。


子供の表面だけを見て「育てる」


仕事であれば、一生懸命勉強して、仕事を一日でも早く覚えようとします。


でも、子育てを一生懸命勉強している親は、どのくらいいるのでしょうか?


その場その場だけの対応だけで、やり過ごしている親が多いのではないのでしょうか?


親は、その時だけの出来事だと考えて、喉元過ぎれば熱さを忘れるかのごとく、忘れてしまいます。


でも、子供の心には、それがいつまでも残り続けているのです。


一生、そのことに苦しみながら生き続けている子供(大人)がいるのです。




子供の心理を学ぶことで、笑顔あふれる家族になることが出来ます。


あなたは、「親」という役割を学んだことはありますか?


子供の「発達心理」を学んだことはありますか?


英会話の勉強は、一生懸命やっているかもしれません。


資格を取るための勉強は、一生懸命やっているかもしれません。


でも、「親」の勉強は、したことはありますか?子供の「発達心理」を学んだことはありますか?


家族の幸せを願うのでしたら、「親」と「子供」の心理を学ぶべきだとは思いませんか?



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