産褥期を大事に過ごさないと | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

こんにちは 柴田です。


先日からショートストーリーをお届けしています。育児の合間に、ホッとするひとときになればいいのですが…。


今回も、送りますね。


2年間距離をおいていた前妻と、仲直りをしてディナーに行った。


我々は4時間、楽しくおしゃべりをした。


別れ間際、彼女は私に大きな封筒を渡した。


その中には、彼女が私に送ろうとした手紙が20通も入っていたのだ。


封筒には、「私が頑固すぎて送れなかった手紙」と書かれていた。


では、今日も始めましょう。このブログは、育児や子育ての悩みの解消に役立つような情報や、楽々育児のヒントをお話ししています。


僕のお客様に、先日から出産ラッシュが続いています。


好奇心を満たせば育児は本当に楽になる


そこで、今回は、産褥期に無理をするとどうなるのかというお話をしますね。


産後約4~6週間は、まだ骨盤や子宮の回復は十分ではありません。


出産後は、赤ちゃんを産み終えた子宮が元通りになるように、不要なものを分泌物として出し続けます。


元通りの子宮になるには、少なくとも3週から6週かかります。


この時期を「産褥期」と呼び、ゆったりと横になって過ごすことが大切です。


昔から産後3週間は寝るように、といわれるくらい、出産を終えた後の母体を元に戻すということは、産後の大事な仕事なのです。


出産後は、子宮や内臓を支えている「靭帯」が伸びやすくなっているため、ズレが生じてしまうことがあります。


その状態で放っておくと、さまざまな症状が出てきます。


例えば、膀胱が下がると尿漏れになります。大腸が下がると排便が困難になったりする可能性があります。


また、子宮が下がるのも珍しいことではなく、これが悪化すると子宮が飛び出す状態にまでなります。これを「子宮脱」と言います。


出産で傷んだ筋肉や靱帯は、順調ならば約1~2カ月で、以前と同じくらいの内臓の重みを支えられるように戻ります。


それまでの間、重たいものを持たないように注意することが必要です。


アメリカでは、産後すぐに仕事や買い物に出かける人があたりまえのようですが、年を取ると杖をついて歩いている人が多いのは、その影響ではないでしょうか?


産褥期の安静は、とても大切なことです。ご主人にも伝えて、協力するようにお願いして下さいね。


それが母親のためでもあり、子供のためでもあり、そして、ご主人のためでもあるのです。


遠慮して、話せなかったと言うことがないように、この記事を手紙に書いて手渡してもいいですね。




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