他の医師は抗菌薬を出してくれたのに | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

こんにちは 柴田です。


ロタウイルスやインフルエンザが猛威をふるっているようですね。うがい手洗いを習慣にして下さいね。


病院に行くと、まだまだお薬をもらうという意識が強く残っています。


風邪薬が存在しないのと同じように、薬が必ずしも症状を治すこともないと言うことを理解して下さいね。


■不要な抗菌薬 処方多く


埼玉県所沢市の「くさかり小児科」に11月下旬、1歳の女児が母親に連れられてきた。39度を超える発熱に加え、せきや鼻水などの症状があった。


院長の草刈章さんが、女児の血液を採って調べたところ、白血球の数や炎症の反応が通常値を大幅に超えており、細菌に感染した時の状態を示していた。


だが、高熱や白血球の増加は、風邪の原因の一つであるアデノウイルス感染でもみられることがある。もしウイルスが原因ならば、抗菌薬は効かないため使わない。


草刈さんは、女児の喉の粘液を綿棒で拭ってウイルス感染を調べた。15分程度で、ウイルス感染を示す「陽性」との結果が出た。


草刈さんは「アデノウイルスが原因です。抗菌薬は効かないので、安静にして自然に治るのを待ちましょう」と母親に説明。痰(たん)を切る薬だけを処方した。女児は2、3日で熱が下がり、元気になった。


不要な抗菌薬の使用は、やがて抗菌薬が効かなくなる耐性菌を生み出すことにつながる。


小児科受診の7割は何らかの感染症が原因との調査もあり、日本外来小児科学会の作業部会は2005年、風邪や急性中耳炎などに対し、抗菌薬の適正使用の指針を作成した。


指針は、原則として


〈1〉ウイルス性の病気には抗菌薬を使わない

〈2〉発熱があり、検査などで重症の細菌感染症の危険性が高い時には抗菌薬を使う


――ことなどを定めた。


だが抗菌薬の適正使用は、十分浸透しているとは言えない。


新潟大病院小児科助教の大石智洋さんらは07年、新潟県内の小児科医を対象に、38度以上の発熱や喉の痛み、鼻水があり、風邪と診断した場合の対応をアンケート。


その結果、回答した169人のうち


「抗菌薬を処方する」は48%。

「まずは抗菌薬を使用せず経過をみる」(47%)


とほぼ同じ割合だった。


子どもの呼吸器感染症の診療指針は、風邪に抗菌薬の使用を推奨していない。


大石さんは


「患者が求めるから処方するという医師もいる。『とりあえず抗菌薬を出す』という姿勢を改めなければ、患者の意識も変わらない」


と指摘する。


草刈さんによると、


「他の医師は抗菌薬を出してくれたのに」


と、不安を抱く母親もいるという。


草刈さんは「ウイルス性の風邪には抗菌薬が効かないことを説明し、納得してもらうことが大切です」と話す。


(2012年12月25日3時1分 読売新聞)


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今は、情報は直ぐに手に入る時代です。


医者に全てを任せるのではなく、自分でも勉強することも、自分自身と子供のためには、必要ではないでしょうか?




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