こんにちは 柴田です。
先日のセミナーで、こんなご相談がありました。
■義両親や実両親の育児に対する考え方を変える方法はないのでしょうか?
子供の考え方は、柔軟に変えることが出来ますが、大人の考え方を変えるのは難しいですね。
先日も、こんな育児相談を頂きました。
柴田さん、おもちゃについてですが、息子は今は家具とおもちゃの区別がつきません。
もちろん私も旦那もテキストに書いてあるおもちゃで知能を伸ばす方針でいます。
しかし、1歳の誕生日を明日に控え、ふと疑問をもってしまいました。
誕生日プレゼントは、パズルと粘土、英語版こども辞典を買ってあげました。
…しかし、私の両親は孫が可哀想だと言います…。
「デカデカとした大きなおもちゃ何も買ってあげないで、孫が可哀想だ」
世のじじばばはそういう考えだと分かってはいるものの、そう言われとても悲しくなってしまいました( ; ; )
大人がおもちゃと感じているものと、赤ちゃんが好奇心を示すものとは別物だと考えて下さい。
大人の目で見て、楽しそうなものは、実は、赤ちゃんにとっては、ちっとも楽しくないのです。
赤ちゃんは、「遊んで」いるわけではないのです。
「勉強」しているのです。大人になるための「研究」をしているのです。
ですので、あなたがいつも使っている日用品が一番の「研究材料」なのです。
キャラクターものの「おもちゃ」では、生きていく術を学ぶことが出来ません。
派手なだけの、高価なだけの「おもちゃ」は、大人の自己満足だけにしか貢献はしないのです。