こんにちは 柴田です。
育児相談で、ほとんどのママから相談頂くのが歯磨きですね。
何故か、多くのママは、歯磨きにこだわります。嫌がるお子様を押さえつけてまで歯磨きをしているようです。
でも、歯医者でさえも、歯ブラシでは完璧に磨けていないのが現実なのです。
今回は、こんな情報を見つけましたよ。ウーロン茶が虫歯を防ぐという情報です。
大阪大学 名誉教授大嶋教授らの実験データです。
■注目の成分「ウーロン茶ポリフェノール」は虫歯予防の強い味方
この実験は、被験者を2つのグループに分け、ウーロン茶とミネラルウォーターを飲む時期をずらして試験を2回行った。
歯科医師は、どちらの飲料を被験者が飲んでいるか分からない状態で評価した。
その結果、ウーロン茶を飲んだ場合の方が歯垢の沈着が少ないことが分かった。

ウーロン茶ポリフェノールは、茶葉を半発酵させる過程で、茶葉に含まれるカテキンが変化して出来たものです。
カテキンと同様に強い抗酸化作用をもち、ガンや生活習慣病の予防に効果が有るとされています。
そして、優れた虫歯予防効果があることも、最近の研究で明らかになってきています。
虫歯はミュータンス連鎖球菌という細菌が口の中に感染した結果起こります。
この細菌はグルコシトランフェラーゼ(GTase)という酵素によって、砂糖からグルカンという物質を作り出します。
このグルカンと虫歯菌が一体となって歯の表面に付いた物がプラークで、これが虫歯の原因になるのです。
ウーロン茶ポリフェノールには、グルカンを作り出すGTaseの酵素作用を抑えて、プラークのもとになるグルカンを減らす働きがあるとされているのです。
食後ウーロン茶を飲んだり、ウーロン茶で口をゆすぐなどすれば、プラークの沈着を防いで虫歯予防に役立つと考えられています。
歯磨きは、お子様が進んで磨くようになることを目的にして下さい。それまでは、唾液が沢山出るような工夫をして下さい。
そして、うがいが出来るようになれば、ウーロン茶でクチュクチュすれば、虫歯を防ぐことが出来るようですよ。
でも、甘いものは、極力避けて下さいね。