妊娠すると、断乳しなければいけないのですか? | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

こんにちは 柴田です。


こんなご相談を頂きました。


それから、二人目を妊娠していることが今日わかりました。


病院の先生に、断乳するように言われました。


二人目ができて嬉しいことなのに、断乳って思うとすごく複雑な心境です。


一人目の時に切迫流産になりかけたので、もう同じ思いをするのは嫌だし…でもまだ迷ってます。


やはり断乳するべきでしょうか??  


二人目のご懐妊、おめでとうございます!本来ならば、舞い上がるほどのニュースです。


でも、喜んだのもつかの間、医者から「断乳しろ」なんて言われたら、本人もショックでしょうし、その心を読んでいるお腹の赤ちゃんもびっくりです。


あなたがお世話になった産科医は、どんな意見を持っているのでしょうか?


今から三年前、こんな記事が掲載されました。


■流産:妊娠中の授乳と「無関係」 浜松の産科医が論文
 
授乳をすると子宮が収縮し流産になるとして、明確な根拠がないまま国内の産科医療機関で 中止を指導されることの多い妊娠中の授乳について、浜松市の産科医が、授乳は流産と無関係とする論文を日本産科婦人科学会の学会誌に発表した。


石井第一産科婦人科クリニック(浜松市)の石井広重院長は、96~00年に同院で第2子の 妊娠が確認された20~34歳の女性のカルテをもとに分析。


第1子が満期産(妊娠37週以上42週未満に出産)で流産の経験がない人で、授乳中だった110人と、授乳していなかった774人を比較。


授乳群で流産は全体の7・3%に対し、授乳しない群は8・4%で、有意な差はなかった。


石井院長は「母乳育児は母子双方にメリットがあり、禁止はすべきでない」と話す。


日本赤十字社医療センターの杉本充弘周産母子・小児センター長は「データに基づき、無関係とはっきり示した論文は国内では初めて。中止を指導していた施設は方針転換した方がよい」と話している。


※毎日新聞 2009年12月6日 東京朝刊


何故、妊娠すると「断乳しろ」と言われるのでしょうか?


それは、授乳すると、その吸われる刺激でオキシトシンという、おっぱいを出すホルモンが出ます。


このオキシトシンは、陣痛促進剤でもあり、子宮を収縮させる作用があるのです。


そのために、子宮が収縮し流産すると思われて、授乳中止を指導する医者がいるのです。

しかし、妊娠初期は、このオキシトシンに対して子宮の感受性は低く、オキシトシンが出ても子宮は収縮しないと考えられています。


そのため、妊娠初期に授乳を中止しないでもいいという方向に向かっているのです。


もし、あなたのかかりつけ医が、十分な説明もなく、断乳にこだわるのでしたら、セカンドオピニオンを求めるのも方法です。


あるいは、助産院を探してみることも一つの道ですね。




読者登録してね