「骨折までは許して欲しい」 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

「骨折までは許して欲しい」


こんにちは 柴田です。


あなたが、保育園の説明会に参加した時に、園長先生から冒頭の言葉をかけられたらどうします?


横浜市の郊外にある認可保育所「川和保育園」には、木々が茂り、水が流れる、まるで森のような園庭がある。


その一角にある石垣を、3歳の男の子が意を決したように登り始めた。慎重に手と足を運びながら、とうとう頂上にたどり着く。


「やったー!」「始めて登ったね!」


上から見守っていた同じクラスの女の子達が喜ぶと、男の子は笑顔を浮かべた。


好奇心を満たせば育児は本当に楽になる


「夢中で遊びたくなる環境にしたい」と考えた寺田園長が、様々な木を植え、小山や水路、それにツリーハウスも作った。


すると、園児の遊び方が変わり、保育士に頼らず子供同士で「遊び込む」姿が見られるようになった。


「ここでは『やっちゃダメ』とは言われないから、大人の顔色を伺うことなく、やりたいことを見つけて主体的に遊ぶ。何度も失敗して挑戦する自由がある。子供達の表情が違います」


と、別の公立園の勤務経験がある保育士(38)は言う。


寺田園長は、入園前に園庭保育について説明し、「骨折までは許して欲しい」と了解を求めている。


最初は戸惑う親も、園庭でのキャンプや園外保育のサポートに参加し、遊びの中で力をつける園児を見て意識を変えていく。


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※読売新聞 「教育ルネサンス」より引用



子供は、大人が指示しなくても、目の前にあるものに挑戦する意欲があります。怖いと思いながらも挑戦します。


でも、その時には、脳のあらゆる回路が爆発的に動いているのです。その経験が脳をより発達させていくのです。


骨折くらいは、大目に見るくらい、大きな心で、子供の冒険を見守ってあげて下さいね。




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