少しずつ文章が書けるようになった。
こんにちは 柴田です。
今朝の読売新聞に、こんな記事が載っていました。
中学一年生の時の担任の先生は毎日、生徒に日記を書かせて提出させていた。
ところが僕は、小学生の頃は友達から「ロボット」と呼ばれたぐらい自己表現が苦手で、何を書けばいいのか全くわからない。
先生に怒られるのが嫌だから、仕方なく、日記帳に「昨日は晩ご飯を食べて寝ました」とか、1行だけ書いて提出していました。
すると、先生は「何を食べた?」「どんな味だったか書いてみよう」と、文章を組み立てる要点を示して添削結果を返してくる。
助言に従って書いていくと、もつれた糸がほぐれるように、少しずつ文章が書けるようになった。
夏休みに学校のプールで100m泳げるまで練習した様子や工夫、努力を作文用紙5、6枚に書いたら、先生は「とても良く書けている」と非常に褒めてくれた。
これで作文嫌いは、すっかり克服出来た。
この記事を書いたのは、東大教授の石井直方さんです。石井さんは、1955年生まれで、東大卒業です。
素晴らしい担任の先生に巡り会ったおかげで勉強が好きになったようですね。
僕は、1957年生まれです。2歳違いですね。僕も、こんな担任の先生に出会っていれば、東大…。(^^;)
お子様にも、導くような育児をしていけば、その才能が大きく引き延ばされるという見本ですね。