今日は授業で日本語の比較について扱った。
難しいかな?と思っていたけれど、案外大丈夫そうだった。
生徒さん曰く、「とても理論的 Très logique! 」とのこと。

文を作りやすいように、「~より」をフランス語の「que」(英語で言うと「than」)、「のほうが」を「 plus」(英語で言うと「 more」)としました。厳密には同じではないのだけれど、とりあえずそう考えておいた方が楽でしょうから。

授業中、生徒さんが興味深いことを言っていた。ちなみに彼女は英語の翻訳家で、いつも鋭いところを突いてくる。

「フランス語や英語では「plus」(more)があればその反対の「moins」(less)という言葉があってシンメトリックだけど、日本語は必ずしもシンメトリックじゃないんですね?」

言われてみれば、確かにそうだ。日本語ではmoins (less)に当たる表現がない。
「より~ない」と訳せないこともないけど、あまり自然な日本語ではないし。

西洋人は「シンメトリー」が好きなのかもしれない。
フランスの庭園ってめちゃくちゃ対称性を意識しているし。鏡みたいにぴっちり揃えられた並木道だとか、幾何学型に刈られた植木だとか。
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方や、日本の庭はシンメトリーをあんまり意識していないように思う。人工的な調和のとれた美よりも、自然の流れるような美しさを見せる庭が好まれている。
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そういえば、欧米にはカップル文化もある。オフィシャルな場には、夫婦やカップルで出席することが当たり前なのだ。夫の友達の結婚式とか、私自身も何度も参加しています。
日本は特にそうでもないですよね。

言葉の特質が文化に影響を与えているのか、はたまた逆なのかはわかりませんが、両者は深い関係があるようですね。来週このことを生徒さんに話してみようと思います。