インド洋も今日でお別れ。約1週間ぶりに陸地を見ました。スマトラ島の北西端のウェー島にあるインドネシア最西端のキロメーターゼロモニュメントも見えました。マラッカ海峡への入口なので、見かける船も多くなってきました。船の方はポートルイス寄港後の回復運転が終わったそうで、航行速度を落とすとのこと。イルカやクジラを探しますとの宣言も出てきました。このあたりでは4G電波が強かったので、仕事もはかどりましたが、すぐに陸地が遠ざかり、ネット環境は元に戻りました。
久々の陸地です
キロメーターゼロモニュメント
さて、19日の未明に赤道を通過したわけですが、その通過時間を予想するクイズが行われていました。往路では惨敗したのですが、復路は締切時間ギリギリまで粘ればあと4時間後ぐらいには赤道を超える予想ができたので、締め切り前6時間の緯度変化をチェックし、方角、速度が変化しない前提で(地球がほぼ球体である点も無視して)計算。午前1時51分45秒という計算結果になったので、これを応募箱に投函しました。
実際に赤道を超えた瞬間は眠りについていたため確認していないのですが、画伯が0度になる瞬間を撮影するため起きていたらしく、赤道通過直後の写真を撮っていました。画面上では0度になる瞬間が無かったらしく、画伯は憤慨していたのですが、一緒に写っていた時計は午前2時54分。なんと約1時間もずれているではないですか!。これは我が思考回路の衰えを実感せざるを得ない事態だと愕然とし、正直ショックでした。
気まぐれ画伯撮影:赤道通過直後
ただ、船内新聞を見ると正解は午前1時54分05秒とのこと。そう、この日は午前2時に時刻改正が予定されていて、部屋の時計を改正後の時間に設定して寝ていたのです。つまり、画伯の撮影した通過時の写真の時間は、この時点の船内時間では午前1時54分だったということになります。となると、誤差2分20秒ではないですか!。過去には誤差30秒以内につけた強者も少なくないという赤道通過クイズですが、正直この誤差なら上位3位は狙えそうな気がしてきました。そしてランキング発表!。見事1位ゲット!。商品のモーリシャスプレシャスクルーズ限定Tシャツをいただきました。このTシャツ自体は既に購入済みですが、何枚あってもありがたい品です。船で赤道を超えるチャンスはめったにありませんので、良い記念になりました。
正解はこの時間
1位ゲット!
商品いただきました!
赤道通過証明書
昼食は太平燕(タイピーエン)。じゃじゃ麺(+ちーたんたん)の時も思いましたが、結構ローカルな麺料理をランチにしてくるケースがあるようです。お手頃な分量でペロッと食べてしまいました。
熊本に行きたくなりますね
夕食前には毎度のウォーキング(+サウナ)。夕食は洋食でしたが、メインの肉料理「仔牛すね肉の白ワイン煮」はかつてウィーンで食べたターフェルシュピッツに間違いないものでした。肉のボリュームもさることながら、骨髄の脂肪がこの上なく美味しいのです。ウイーンでは"You should scoop all the bone marrow and smother them on the bread"としきりに店員に言われ、騙されたと思ってパンに塗ったのを思い出しました。今日のこの料理、まさにその味でした。こんなところで再会できるとは感激です。
仔牛すね肉の白ワイン煮
かつてウイーンで食べたターフェルシュピッツ(2015年)
鍋のターフェルシュピッツの文字(2015年)