【Day34】2023.1.17火 赤道祭 | 旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

クルーズ船で究極のテレワークを行いながら、インド洋の未踏の国、マダガスカルを目指します。

クルーズには関係ありませんが、今日は阪神淡路大震災から28年の日です。Youtubeでラジオを聴くのが日課ですが、この件がいずれの番組でも取り上げられており、僕自身も当時のことを思い出しました。改めて犠牲になられた皆様のご冥福をお祈りいたします。

 

クルーズの方は昨日から雨が降ったり止んだりですが、船の揺れは落ち着いてきました。天候が悪い影響なのかネットの方はいまいち繋がりにくく、昨日のように全く仕事ができなかったわけではないのですが、やはりパフォーマンスは低めでした。

 

今朝はPCR検査日。前回は乗客に陽性者はいなかったものの、乗務員に3名陽性者がおり、ポートルイスに緊急寄港となったわけですが、今回は無事に陽性者無しとのことでした。とは言え、ランチタイムなどでは食事をスキップしたという声が多く聞かれ、皆さん若干お疲れが蓄積している様子が伺えます。

 

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シンガポール到着までにもう一回やるそうですが、どうやら国の指示みたいです

 

午前中はドキュメント映像「航跡~100日間の人間模様~」を鑑賞。2001年のにっぽん丸の世界一周クルーズのドキュメンタリーですが、色々な思いを持って乗船した乗客たちのストーリーが展開されています。乗客の平均年齢69歳、まだ戦前、戦中世代の多かった時代です。赤道通過は無かったようですが、盆踊りや合唱会など、乗客同士の距離がかなり近かった印象です。まあ、コロナ禍前なので当たり前というか、今や忘れかけている当然の光景だったのでしょう。寄港地ではニューヨークのツインタワーがまだありましたし、ペトラ遺跡、サンクトペテルブルグ、ストックホルム、パナマ運河などかつて訪問した地も多数見られ懐かしかったです。

 

世界一周という響き、旅人としては魅惑の言葉であり、かつて20代のうちに世界一周したいという思いから11日で飛行機による世界一周の旅を行ったことがありますが、いつかはこのドキュメンタリーの人達のように世界一周クルーズに乗ってみたいという漠然とした希望があります。今回のクルーズ乗船にあたり、比較検討した中にも2023年の飛鳥Ⅱ世界一周クルーズがありました。ただ、日数的にも予算的にもやや厳しかったのと、世界一周はもう少し先に残して置きたいという思いがあり、未踏の地が多かった今回のモーリシャスプレシャスクルーズを選択したのでした。もっとも、飛鳥Ⅱの世界一周クルーズは中止になってしまったようですが。

 

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「航跡~100日間の人間模様~」

 

夕方には赤道祭が開かれました。乗客有志と乗務員による30分程度の劇でしたが、いつもより観客が多く盛り上がりました。往路では特にこの手のイベントがなかったので、赤道祭はしないのかと思っていたのですが、往路は元日で色々イベントがあった影響だったのかもしれません。ちなみに、実際に通過するのは19日の朝と言う事になっています。

 

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皆さん何度も練習されたようです

 

ドルフィンホールの階上では鉄道模型の運転が時々行われています。最初はHOゲージだったのですが、マダガスカルに着いた頃からはNゲージに。しかし、かなり多量の車両が用意されているようで、複々線を長大編成が走り抜ける姿は圧巻です。しかも夜は照明を落としますし、ヘッドライト、テールライトはもちろん、大半の車両は室内灯がつくので、夜汽車も楽しめます。この変なこだわり、大好きです!。

 

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基本的に「国鉄」車両がメインですが、N700Sもフル編成です!

 

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夜には幻想的に