2026年10月14日(水)雨/くもり

 朝から激しい雨が降っていましたが、午後にはようやく雨も上がりました。
 せっかくのお天気回復。仕事帰りに、不二竹鼻町屋ギャラリーで開催中の「熊谷守一展 -墨画淡彩を中心に-」を観に行ってきました。

 

  展覧会の基本情報

企画展「熊谷守一展 -墨画淡彩を中心に-」

会期: 令和8年10月3日(土)から11月23日(月・祝)まで 
会場 :不二竹鼻町屋ギャラリー
時間 :午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日 :10月19日(月)、26日(月)、11月2日(月)、4日(水)、9日(月)、16日(日)
入館料 :一般300円

 岐阜県出身の画家・熊谷守一は、花や虫、猫など身近な生き物を温かな目線で描いたことで知られています。今回の企画展では、墨画淡彩による日本画を中心に、版画や油彩画、写真なども展示されていました。


 

  パンフレット片手にゆっくり鑑賞

 会場には展覧会のパンフレットも用意されていました。作品解説を読みながら鑑賞すると、より深く熊谷守一の世界を味わうことができます。私もパンフレットを片手に、ゆっくりと作品を巡りました。

 

 会場には静かな時間が流れ、作品一つひとつをゆっくり眺めることができました。

 

 熊谷守一は、私たちが何気なく見過ごしてしまうような小さな生き物にも、優しく温かなまなざしを向けていたのだなあと感じます。特に印象に残った作品をメモします。

 

🐸 パンフレットの表紙にもなっているカエル(蝦蟇)

 鮮やかな赤色とフラットな面構成の《赤蝦蟇》済画淡彩(1976年)。簡潔で力強さを感じます。カエルを描いた作品がたくさんあります、すきだったのですね。


クローバー 生き生きとした《蟷螂》
 墨画淡彩の《蟷螂》です。解説によると、熊谷守一はカマキリと目が合った瞬間の印象を描いたそうです。
 木の枝にとまるカマキリの姿はとてもシンプルなのですが、今にも動き出しそうな生命感があり、しばらく見入ってしまいました。普段、庭や畑で見かけるカマキリとはまた違った存在感が感じられました。


🐜 小さな蟻の力強さ 
 1972年制作の油彩画《蟻》です。画面の中の蟻がまるで歩いているように見え、その小さな命の力強さに惹かれました。

  心穏やかになる時間

 久しぶりに熊谷守一の作品に触れ、忙しい日常の中でほっと心が和らぐ時間を過ごすことができました。

 花や虫など身近な自然を見つめる熊谷守一のまなざしは、家庭菜園や庭仕事を楽しむ私たち世代にもどこか通じるものがあります。ウインク
 雨上がりの夕方、静かなギャラリーで芸術に触れるひととき。とても贅沢な時間でした。