2026年9月19日(土)晴れくもり
 「認知症市民公開講座〜MCIや認知症を知ろう〜」にオンライン参加しました。 

 9月は認知症月間、そして9月21日は認知症の日。認知症は特別な病気ではなく、誰もがなりうる身近なもの。そして、認知症になっても、その人らしさやできることはたくさんあり、周りの理解や支えがあれば、地域でその人らしく暮らし続けることができます。

 この機会に改めて、認知症について正しく知り、認知症の人もそうでない人も共に暮らしやすいまちについて考えてみたい——そんな思いから、今回の講演会を視聴しました。

 日 時: 2026年9月19日(土)14:00~15:30
 場 所: 濃飛ビル 15階「大会議室」(岐阜市橋本町2丁目20)

 参加費: 無料

 

  🌿 岐阜市高齢福祉課の取り組み

 冒頭では、岐阜市高齢福祉課から、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」について紹介がありました。

  • 認知症カフェ
  • 見守りネットワーク
  • 相談窓口

 行政が地域で支える仕組みを整えていることが伝わり、心強く感じました。
 

  💊 たんぽぽ薬局の予防支援

 続いて、たんぽぽ薬局より、薬局を活用した予防の紹介がありました。

  • 認知機能の簡易チェック
  • 血管年齢測定
  • 食生活・生活習慣の相談

 薬局が“身近な健康拠点”として機能していることを実感しました。
 

  🧠 MCIは「軽度認知症」ではない

 奥村先生の講演では、MCIは認知症とは異なる状態で、医学的に対策がある段階であることが強調されました。
 「年のせい」と片づけず、生活習慣の改善で進行を抑えたり、改善する可能性がある——
 この点を再認識できたことが大きな学びでした。ウインク
 

🧩 Q&Aで印象に残った“生活の目安”

 認知症の気づき方は、検査よりも生活の変化に表れます。

  • 服薬管理ができているか
  • 金銭管理が以前と同じようにできているか
  • 部屋や冷蔵庫の整理が保たれているか(特に一人暮らしの場合)

 複数の認知機能を使う部分なので、変化が出やすいとのこと。家族の見守りにも役立つ視点でした。
 

🧬 認知症と遺伝

 遺伝についての質問では、次のように整理されました。

  • 高齢発症の認知症は、遺伝を心配しなくてよい
  • 若年性アルツハイマー病は、遺伝性の可能性があるため慎重に
  • 家系に若年性発症が複数ある場合は、遺伝子検査も選択肢

「高齢発症は遺伝を気にしなくてよい」という言葉は、多くの方の安心につながっていました。
 

📌 奥村先生のまとめ

 講演の最後に示された3つのポイントが、とても分かりやすい内容でした。

  • MCIは年のせいではなく、医学的に対策がある段階
  • 不安があるなら、ためらわず“もの忘れ外来”へ
  • 心身の健康維持(フレイル予防)が認知症予防の一丁目一番地

 認知症予防は脳だけでなく、体の健康・社会参加・生活リズムが大きく関わるというメッセージが心に残りました。

 

 本奥村先生の著作 読まねば!


 

  🌸 おわりに

 今回の講座は、「早めに気づき、早めに手を打つ」ことの大切さを改めて感じる時間でした。
 岐阜市高齢福祉課やたんぽぽ薬局の取り組みを知ることで、地域全体で支える認知症予防の姿がより具体的に見えてきました。
 MCIは、未来を守るための“気づきのサイン”。生活の小さな変化に耳を澄ませながら、心身の健康を整えていきたいと思います。

P.S. MCIの診療が放送されます。

 『あしたが変わるトリセツショー』 10月1日(木)19:30~20:15(詳細はNHKホームページにて)