2026年7月13日(月)晴れ

 農村プロデューサー養成講座・入門コース第3回は、「コミュニティ・地域づくり分野」がテーマ。 講師は、大正大学教授・東京大学名誉教授の牧野篤先生。社会教育を専門とし、全国の地域づくりに携わってこられた先生です。


 講義を受けるとともに、牧野先生が寄稿された「地域コミュニティ活性化の鍵は『対話』と『適所』」(NTT東日本 Lumiarch)を後からネットで読み、学びがより深まりました。

 

  🏡 よそ者でも「当事者」になれる

 講義で印象に残ったのは、
 「外部の人間が、いかにしてその現場の当事者になるのか」
という言葉です。 地域に関わるうえで大切なのは、地域の人に寄り添い、その人自身の言葉を引き出すこと。
 牧野先生は、この姿勢を「パッシブ・アクション・リサーチ」と呼び、「ちょこんとお邪魔して、話を聞き続ける」ことの大切さを語られました。「聞く・待つ・寄り添う」という姿勢が、信頼関係を育み、新しい一歩につながるのだと感じました。
 

  🌿 地域コミュニティがもたらすもの

 記事では、地域コミュニティの価値として次の3点が紹介されていました。

  •  良好な人間関係は、健康や心の豊かさにつながる。
  •  子どもは地域の多様な大人との出会いを通して成長する。
  •  日頃のつながりが、災害時の助け合いにつながる。

 

 どれも、人と人とのつながりの大切さを改めて実感する内容でした。

 地域のつながりは、子どもたちにとっても大きな財産。 家庭だけでは出会えない価値観や生き方に触れられるからです。島根県益田市の「対話+」では、 大人と子どもが1対1で語り合う取り組みが10年以上続いています。 その結果、子どもたちの自己肯定感や地域への愛着が育ち、 「将来は地元に帰りたい」と答える若者が増えているそうです。

 

  🌾 「適所」が人を支える

 記事では、社会はジグソーパズルのようなものだと表現されています。一人ひとりが自分らしく活躍できる「適所」があることで、社会全体が豊かになります。

 

 

「ここにいていい」「自分にも役割がある」と感じられる地域は、安心して暮らせる土台になるのではないでしょうか。
 

  ✨ おわりに

 今回の講義と記事を通して、地域コミュニティは人と人をつなぎ、安心して暮らし続けるための基盤であることを改めて感じました。
 そして、牧野篤先生のご著書『「ちいさな社会」を愉しく生きる』  にも、まさに同じテーマが丁寧に描かれていると知り、ぜひ読んでみたいと思っています。地域のつながりや“適所”の意味を、もう一度じっくり考えてみるつもりです。

 

 次回の講義も楽しみです。ウインク