2026年3月21日(土)晴れ

 マーサ21で行われる講演会に参加するため、少し早めに会場へ。開始15分前に着いた時点で、すでに席はかなり埋まっていて、最終的にはほぼ満席に。
 本に関心のある方がこんなに多いのだと、なんだか嬉しくなりました。ウインク


 

   講演会

 「本屋、立ち読み、丸善の二階 ―江戸から明治へ―」
日時:2026年3月21日(土) 14:00〜15:00
登壇者:小林昌樹先生

    (近代出版研究所 所長・慶應義塾大学講師)

 江戸から明治・大正へと移り変わる時代の中で、「本屋はどう変わったのか」「読者はどう本と向き合ってきたのか」
そんな視点から“立ち読み文化”の歴史まで紐解いてくださる、とても興味深い内容でした。

 

 立ち読みの歴史を知ることは、私たちが日々何気なく手にしている「本」や「読書の時間」が、どんな積み重ねの上に成り立っているのかを改めて考えるきっかけにもなるのだと思います。

■ 講演メモ(自分用)
・江戸時代に本を手に入れる場所は4つ
 1. 本屋
 2. 絵草紙屋
 3. 露店(古本屋)
 4. 貸本屋(デリバリー式!)
・本屋の始まりは古本屋から

・本にも“身分制”があった

・立ち読み文化は雑誌屋から広まった
・丸善の2階には洋書が並び、大学生が自由に立ち読みできた。勝海舟も立ち読みしていたという史実が残っている(当時としてはかなり大胆)
 こうした話を聞いていると、「本を読む」という行為が、時代とともにどれだけ自由になってきたのかがよく分かります。


 講演後はサイン会があり、小林先生の著書『立ち読みの歴史』を3階の丸善で購入するとサインがいただけます。私はすでに自宅に持っていましたのでパス!ニヤリ

 

  その後、資料展もゆっくり見学

 会場には、早矢仕有的(はやし・ゆうてき)氏の人生をすごろく形式で紹介した展示があり、5か所のポイントでスタンプを集めると景品がもらえるという楽しい企画も。

 こういう遊び心、つい参加したくなりますね。いただいた景品は折り紙でした。ウインク


 

 丸善さんには普段からお世話になっていますが、創業者の早矢仕有的氏については今回初めて知ることばかり。
 ハヤシライスを考案したというエピソードにも驚きました。びっくり


 

<展示会情報>
「丸善」を創った男 早矢仕有的資料展  
 ~福澤諭吉とともに日本の近代化に尽くした医師~

会期:2026年3月20日(金)~3月29日(日)10:00~19:00
※20日は11:30開場、29日は15:00閉場
入場無料  
会場:マーサ21 ショッピングセンター 東館2階 特設会場(岐阜市正木中1丁目2番1号)
主催:株式会社丸善ジュンク堂書店
協力:慶應義塾、岐阜県山県市 ほか

 

 知的好奇心をくすぐられる、充実した午後でした。本が好きな方はもちろん、歴史や文化に興味のある方にもおすすめの展示です。