2025年11月7日(金)![]()
秋も深まり、庭の柿が色づく頃。久しぶりに稲沢市荻須記念美術館を訪れました。
現在開催中の「荻須高徳 リトグラフ展」は、パリの街並みを描いた画家・荻須高徳(1901–1986)の晩年の作品に焦点を当てた特別展。油彩画で知られる荻須が、1967年から取り組んだリトグラフ作品が約120点展示されています。


リトグラフは、油彩とは異なり色数が限られる分、構成や色彩の工夫が際立ちます。荻須が愛したパリやヴェネツィアの風景が、黒・白・ピンク・オレンジなどの色彩で、軽やかに、そして力強く表現されていました。
印象的だったのは、芸術著述家ベルナール・ド・モンゴルフィエが荻須の作品を「弦楽四重奏」と評したこと。確かに、透明インクの重なりが奏でる色のハーモニーは、静かで美しく、まるで音楽のようでした。
学芸員の木全裕子さんによると、「リトグラフは荻須にとって油彩に次ぐライフワーク。暗い色が多い油彩とは異なり、明るくみずみずしい作品が多い」とのこと。実際、ピンクやオレンジが使われた作品は、パリの街角に差し込む朝の光のようで、心がふっと軽くなりました。
展覧会情報(2025年)
展覧会名: 令和7年度特別展「荻須高徳 リトグラフ展-稲沢市荻須記念美術館コレクション-」
会期:前期…10月24日(金)~11月16日(日)
後期…11月18日(火)~12月7日(日)
開館時間: 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日、11月4日(火)、11月27日(木)
※11月3日(月・祝)、11月24日(月・休)は開館
観覧料: 一般:1,000円/高校・大学生:800円
会場: 稲沢市荻須記念美術館
ミュージアムグッズも充実!
なんと、荻須が制作したリトグラフポスター(全4種)がフランスから直輸入で販売中! ちょっとお高めですが、部屋に飾ればパリの空気を感じられそう…と、つい手が伸びそうになりました。![]()
こちらは、ポストカードのセット販売!
荻須のリトグラフは、色彩の静かな力と構成の美しさが際立つ作品ばかり。 秋の午後、パリの街角を旅するようなひとときを、稲沢でぜひ味わってみてください。![]()
美術館の周りを散歩してから、帰宅しました。(本日10,214歩)ここだけ特別な空間のようす。![]()






