2025年7月4日(金)![]()
梅雨明けの発表がありました。平年より15日早いそうです。
7月は今後も降水量は平年並か少ない予想ですので、水不足が気になる所です。本格的な夏、暑さもさらに警戒です。
本日、最高気温34℃!
たまに行く図書館に、不要となった除籍本を自由に持ち帰れるコーナーが設けられていました。本との思わぬ出会いの場——その中に、松居直氏の『絵本の現在 子どもの未来』(1992年刊)を見つけましたので、お持ち帰り。![]()
内容は今でもまったく古びず
この本は、子どもにとって本当に良い絵本とは何かを問い直し、親のまなざしで絵本の役割を解説しています。松居直氏の著書は、他にも『絵本のよろこび』『絵本の森へ』など数冊読んでいますが、読みながら、30年以上前の本とは思えないほどの普遍性を感じました。![]()
ところが気になって、図書館の蔵書検索をしてみると—— 2004年に出版された新装版すら、所蔵されていないことが分かりました。 つまり、この本は図書館の棚から完全に姿を消したのです。 ![]()
除籍理由としてよくあるのは「利用頻度の低下」や「破損」ですが、この本は内容的にも状態的にも価値があるものでした。図書館がどういう基準で本を残し、手放すか、その方針をもっと明確にしてほしい——そう感じる出来事でした。
転売禁止の背景にある願い
持ち帰りコーナーには、営利目的での利用禁止などの注意事項もありました。 法律的な強制力はないものの、こうしたルールは、除籍本は、本当に必要とする人のもとへ届いてこそ価値があるという思いなのでしょう。
税金で購入された本が、別の営利目的に使われることへの抵抗感もあります。 ある図書館では、譲渡時に受領書を交わすなど、再配布の在り方を明文化している例も見られます。
本との出会いが偶然であれ、除籍された背景には図書館の“選別”がある。だからこそ、市民にも開かれた選書・除籍の判断が求められていると感じます。



