2023年12月10日(日)

絵本作家 甲斐信枝さん死去のニュースを知り、びっくり。

2016年11月23日にNHK総合で放送された「足元の小宇宙」依頼、ファンになりました。
何冊がご著書を拝読させてもらっています。


東京新聞 2023年12月10日 07時32分
甲斐信枝さん(かい・のぶえ=絵本作家)11月30日、老衰のため死去、93歳。広島県出身。葬儀は近親者のみで行った。喪主は弟誠三(せいぞう)さん。
70年に第1作の紙芝居「もんしろちょうとからすあげは」を出版。昆虫や草花など身近な自然を丹念に観察した科学絵本を多数手がけた。京都・比叡山の麓で、5年かけて空き地の変化を見つめた代表作「雑草のくらし あき地の五年間」は絵本にっぽん賞を受賞。「ちいさなかえるくん」「たんぽぽ」など作品多数。

 

読み直しています。

小さな生きものたちの不思議なくらし
甲斐信枝 (著)
¥1,540 税込
「子どもたちの心を自然に向けたい、自然のすばらしさを体で知ってほしい」と願って、身近な植物や昆虫たちの不思議なくらしを描きつづけてきた画家、甲斐信枝が自然の驚きと感動を絵と言葉で伝えるエッセイ集。『ざっそう』『雑草のくらし』など、40年にわたって自然を観察し、描き続けてきた著者の、それぞれの絵本にまつわる興味深い話に、印象深い絵をそえて一冊にまとめました。
出版社 ‏ : ‎ 福音館書店; A5版 (2009/9/10)
発売日 ‏ : ‎ 2009/9/10
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 160ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4834024679
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4834024678
寸法 ‏ : ‎ 15.5 x 1.6 x 21.6 cm

 

あしなが蜂と暮らした夏 (単行本) (日本語) 単行本 – 2020/10/20 はまだ読んでいません。

新聞記事だけ保管してました。

 

私は科学絵本を知識としてでなく、感動としてお子さんに伝えたいんです。(中略) 人間を含めて、すべての生きものを抱きこんでいる自然は、その豊かさや優しや、悲劇や恐怖のありようも、人間世界に見るそれとは質が違いますし、人間の想像をはるかにこえていたりもしますよね。』

『人間の心をテーマにする物語絵本、自然をテーマにする科学絵本、その両方でお子さんの心を耕してこそ、偏りのない豊かな心に育つんじゃないかと思うんです。』

 

こころより、ご冥福をお祈りします。