2024年2月28日(水)
NHK Eテレ 日曜美術館「“描く”という祈り 日本画家・西田俊英」を先週の日曜日に見て、興味を持ちました。
 

西田俊英展 不死鳥-前代未聞のスケールで描く巨大作
会 期 2024年2月10日(土)〜3月3日(日) 
会 場 松坂屋美術館(松坂屋名古屋店南館7階)
料 金 当日一般800円
休館日 会期中無休


 

(チラシより引用)
 第2回天心記念茨城賞受賞者で、現在は日本美術院同人、日本芸術院会員である西田俊英(1953~)。2023(令和5)年武蔵野美術大学退任記念展として開催された展覧会で、2022(令和4)年から約一年間、屋久島に滞在して描いた巨大絵画《不死鳥》を発表した。最終的には6章の構成で全長72mになるという本作は、この時点で第2章までの約40mが完成され、展示された。
 西田が、世界自然遺産として知られる屋久島に魅了されたのは、その豊かな原生林に象徴されるように、森林が人間にとってかけがえのない存在で、その貴重な自然、そしてそこに棲む生命の営みに、画家が強く共感したからである。その稀有な自然を見つめることで作家は「人間と自然の共生」「生命の循環」をテーマにした壮大な物語を紡ぎだした。
 本展では、その後も新たなインスピレーションを交えてライフワークとして取り組む本作をさらに進化したかたちで一挙公開する。


 

撮影禁止でしたので、気になった作品メモ。

《聖宿》2004年 2頭の聖牛を師の奥村土牛先生と塩出英雄先生に見立てた作品。「高潔で温厚だったお二人の人柄を偲ばせる安寧の地に座り込む仔牛は、私自身を象徴する。」

会場を出ると西田俊英先生ご来館中の立て札。

作品集アウラ(7,700円)へサインしていただけます。

 

 

完成した《不死鳥》を見るのが楽しみです。ウインク
巡回情報
2023年10月23日~11月19日 武蔵野美術大学 美術館・図書館
2024年2月10日~3月3日 名古屋松坂屋美術館
2024年4月20日~6月23日 茨城県天心記念五浦美術館