2023年11月21日(火)
お友だちにさそわれて講演を聴くことにしました。

◆テーマ:『発達障害』と間違われる子ども・自信のない大人を減らす正しい睡眠
◆講師:成田 奈緒子(なりた なおこ)先生
【プロフィール(抜粋)】
文教大学教育学部特別支援教育専修教授・日本小児科学会認定小児科専門医・公認心理師・発達脳科学者・子育て科学アクシス代表。小児期のさまざまな精神心理疾患の外来診療に携わる。2014年から医学・心理・教育・福祉を包括した専門家集団による親子支援事業「子育て科学アクシス」を開設。文部科学省や東京都教育委員会などで育児教育への提言・社会活動を行っている。


(講演メモ)

・発達とは

 

人間が「時間」を自分の外に持ったこと で、近代の人間は「一律」の生活をする・しなければならない・になった。
(社会に適応するため)
子どもの初期発達においては「自分の中の時間」を脳に意識して刻みこまなければならない!
 (のちに社会に適応する脳を育てるため)

 

・からだの脳を育て直す

・早寝からではなく、 早起きから始める。
・朝に楽しいことをもってくる! (ゲームやドラマやパズルや..)
・できれば朝日を浴びて動くとよい。
・朝風呂もおすすめ!
・タンパク質を摂って胃腸を動かす。
何歳からでも大丈夫!

 

・「発達障害もどき」を防ぐために

・寝ること・起きること・食べること・か らだを動かすこと
・「正しい脳を育てる」 生活を繰り返し 行う
・自立して社会で生きていくためのマ ジックワード=「ありがとう」「ごめん なさい」
・そのための役割分担

 

・乳幼児期に親がすべき最も大切なことは?
「自分は昼行性の動物なんだ!!」と子どもの脳に覚えこませること
 「自分で」 目が覚める朝
 「自分で」 おなかがすく朝
 「自分で」排便したくなる朝
 「自分で」 動きたくなる朝
確かにこれは、脳の 機能障害の子には難 しい課題です。だからこそ「ここだけ」 根性を入れて作るのです。
 「自分で」 眠くなる夜
学習やスポーツや「いい子」はそのあとでゆっくり。