2023年4月19日(水) くもり
岐阜県天然記念物の竹鼻別院(羽島市竹鼻町)のフジが見頃を迎えたと新聞で知りました。
で、定期検診のため母をクリニックへ送った後に見に行ってきました。

 

暖かい陽気が続いたため、今年は例年より2週間ほど早く満開のようです。ウインク
甘い香りとともに、頭上の藤棚から淡い紫の花が垂れ下がっていました。

 

樹齢300年を超す1本の古木が東西33メートル、南北15メートルにわたって枝を広げる。寺が現在地に移った1760年より前からあったとされています。

 

竹鼻別院のフジ
マメ科の落葉蔓性植物で、蔓はきわめて長く伸びて右巻きに他物にまきつく。葉は互生し、奇数羽状複葉、初夏に紫色の花房を垂れる。花後できる莢は長楕円形、長さ20センチ前後である。蔓は強靭で、ものを縛ったり籠を編むのに使用された。当別院のフジは樹齢が300年以上の古木であり、市内では唯一の「県指定天然記念物」である。4月下旬には四弁薄紫の蝶形の花を総状花序に垂れて開くのがその優艶な長い花序は晩春を飾るにふさわしい。古くより「竹鼻別院のフジ」として多くの文人墨客が訪れている。

 

梵鐘の上からがベストショット! お勧めのアングルです。ウインク

 

こちらの写真は、下から見上げるように。

 

『藤の花わが手にひけばこぼれたりたよりなき身の二人ある如』 与謝野晶子

 

今年は、19日から4年ぶりに寺の周辺で美濃竹鼻ふじまつりが開かれます。
藤棚の下ではお抹茶コーナーや露店、スタンプラリーなど、各種イベントが行われます。

 

まだぁ、準備中ですよ~。焼肉


 

第32回美濃竹鼻ふじまつり
■主催:羽島市観光協会
■期間:令和5年4月19日(水曜日)から5月4日(木曜日・祝日)まで
■場所:竹鼻別院境内、御坊瀬戸広場
■臨時駐車場(無料)
 不二羽島文化センター第5・7駐車場
 令和5年4月19日(水曜日)から5月4日(木曜日・祝日)まで

 

 

『持ちそふる 狩衣の袖に 藤の花』 正岡子規

 

人出が増える前に写真を撮って撤収。

今年も別院のふじの花を堪能できよかったです。ニコニコ