2022年4月18日(月)
不二竹鼻町屋ギャラリーのすぐ近くにある竹鼻別院では、天然記念物「竹鼻別院のフジ」が見頃を迎えています。
で、雨降りでしたが、帰りにさっそく寄ってみました。
真宗大谷派竹鼻別院の山門
境内のフジは自由鑑賞できます。今年は温かい日が4月中旬に続きましたので、一気に開花したようです。
棚から垂れる花房からは甘い香りが漂っています。
樹齢300年を超える1本の古木。東西33メートル、南北15メートルにわたって枝を張り、今年も美しいフジが咲いています。フジの管理は、市民有志でつくる「竹鼻別院の藤を守る会」が中心になって行われています。皆さん、ありがとうございます。
与謝野晶子が詠んだ藤の花の短歌の内、好きな2首。
しののめのあかりに踏みし路ゆゑに蝶とおもひし藤の花びら
藤の花わが手にひけばこぼれたりたよりなき身の二人ある如
今年も新型コロナの影響で令和4年度の「美濃竹鼻ふじまつり」は残念ながら中止となってしまいました。来年こそは、露店やスタンプラリーなど各種イベントが行われますように。
今週末には満開を迎える見込みですので、お楽しみに!