2022年11月12日(土) 晴れ
「旧日向家熱海別邸」の大規模な保存修理事業が完了し、今年8月27日から一般公開を再開。お祝い
同邸は、ドイツの世界的建築家のブルーノ・タウト(1880~1938年)が日本に残した唯一現存する建築作品で、重要文化財にも指定。

待ちに待って、ようやく今回の旅行で見学することができました。ニコニコ

熱海市のホームページからアクセスできる専用サイトで予約。熱海駅からの地図をたよりに、坂道を登って行きました。

 

 

 

熱海って細い坂道や階段が多いです。えー

 

11時からの見学で、10分前に現地集合。一時間半ぐらいで館内ガイドを務める係員さんが案内してくれます。

見学会では、内部の写真撮影はOKですが、SNS等に載せるのは禁止ですので、お気を付けを。

 

 

相模湾を眺望する屋上庭園

 

 

下の図面は、ネットより借用。地下の躯体(コンクリートの構造体)、屋上庭園は 清水組の設計施工。

 

急斜面に建てられた木造2階建ての上屋と、土留めの代わりに造られた鉄筋コンクリート造りの地下室で構成。
タウトが手掛けたのは地下室で、ダンスや卓球などが行われた社交室をはじめ、洋風客間、日本間などがあります。
社交室には105個の裸電球がつるされている。床板や天井板が描く線を含め、部屋の北東側に向かって広がって見えるように工夫されています。内装にキリやタケを多用し、ハギを用いた簀戸(すど)もはめ込まれています。

 

アジア貿易で活躍した日向利兵衛の別荘の離れとして1936年(昭和11年 )に竣工。 竹や桐をふんだんに用いた社交室、部屋の一部として階段のある洋室、そして和室の3室から構成され、桂離宮、伊勢神宮など日本の様式美を意識して設計されています。日向氏の死後は民間企業の保養所として利用され、今は熱海市の所有となり一般公開。

 

 

この建築の隣地には、隈研吾氏設計が設計したホテル「ATAMI海峯楼」があります。この建築はタウトへのオマージュでもあり、タウトによって日本人が再発見した日本建築の伝統を、現代によみがえらせる試みでもあったそうです。現在リユーアル工事中で見学できませんでした。
是非一度は泊まってみたいホテルです。この作品で1997年にアメリカ建築家協会ベネディクタス賞を受賞しています。
旧日向家熱海別邸

住所    静岡県熱海市春日町8-37(JR熱海駅より徒歩約10分)
電話番号    0557-86-6232  (熱海市生涯学習課文化交流室:平日のみ)
営業時間    水・土・日曜日・祝日 9:00~17:00シフト制
定休    月・火・木・金曜日
料金    大人1,000円・中高生700円