2022年3月12日(土)
お昼に行ってきました。
本州付近は高気圧に覆われて、名古屋市で21.9℃などと今年初めての20℃超え。
特別展「貝殻旅行―三岸好太郎・節子展―」
■会場:一宮市三岸節子記念美術館
■会期:2022年2月19日~4月10日
■時間;9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
■料金:当日一般1,000円
■休館日:月曜日(3月21日は開館)、2月24日、3月22日
■主 催:一宮市三岸節子記念美術館、中日新聞社、東海テレビ放送
■協 力:株式会社 北菓楼
■企画協力:産経新聞社
(チラシより抜粋)
彗星の如く画壇に現れ、独自のロマンティックな世界を描いた夭折の天才画家・三岸好太郎(1903-1934/北海道札幌市生まれ)。女性洋画家の先駆的存在として苦難の道を切り拓いた文化功労者・三岸節子(1905-1999/愛知県一宮市生まれ)。ともに故郷に名を冠した公立美術館が立つ、唯一無二の画家夫婦です。この日本洋画史上もっとも有名な画家夫婦の出会いから 100 年を迎えることを記念し、「貝殻旅行―三岸好太郎・節子展―」を開催します。
1922 年の二人の出会いから 1924 年の結婚、1934 年の“貝殻旅行”と称した夫婦水入らずの旅と、直後の好太郎の死。その後の節子の女性洋画家としての茨の道も辿りながら、二人が築いた鮮烈なる絵画世界を紹介します。夫婦の傑作が一堂に会す全国巡回展は 1992 年以来じつに 30 年ぶり、節子が亡くなってからは初となります。それぞれの最晩年の代表作である好太郎の<蝶と貝殻>、節子の<さくら>、さらには互いの絶筆までもが共演する、歴史的な展覧会です。 愛し、時に憎み、追慕しながら唯一無二の画家夫婦となっていく波瀾万丈の二人の“旅路”を、どうぞご覧ください。
一般展示室
《黄服少女》1930年、北海道立三岸好太郎美術館蔵
少女にもマリオネットの糸がつながってるように見える不思議な絵。
実習展示室
《女の顔(絶筆)》。昭和9年7月、旅先の名古屋で持病が悪化し31歳の若さで急逝した好太郎が、旅館の部屋に残していた素描。これに魅かれました。
この2点は撮影可です!
(左)三岸好太郎《のんびり貝》1934年 北海道立三岸好太郎美術館蔵
(右)三岸節子《さいたさいたさくらがさいた》1998年 一宮市三岸節子記念美術館蔵
喫茶室 横にあった撮影スポット。背景は、三岸好太郎《海と射光》1934年 福岡市美術館蔵 をイメージしてあります。
この作品自体は、なかなか強烈な印象。顔は布に覆われ、隠されていますが、実はこの裸婦像のモデルは作者の妻、三岸節子だそうです。
巡回情報
北海道立三岸好太郎美術館 2021年6月26日(土)~9月1日(水)
砺波市美術館 2021年9月13日(月)~11月7日(日)
神戸市立小磯記念美術館 2021年11月20日(土)~2022年2月13日(日)
一宮市三岸節子記念美術館 2022年2月19日(土)~4月10日(日)