2021年5月28日(金) くもり
 28日夜、政府は新型コロナウイルス対策本部会議を開き、愛知県など9都道府県に出されている緊急事態宣言について、6月20日まで延長することを正式決定。
そんな状況ではありますが、閉会が迫ってきているし、感染防止策もしっかりとられていますので夕方に1時間ほど見てきました。ニヤリ

 後半は、アインシュタインが発表した4つの代表的な科学理論「ブラウン運動」「光電効果」「特殊相対性理論」「一般相対性理論」について、遊びながら学べる体験展示やゲームが多数登場。漫画や絵本パネルも使って分かりやすく紹介しています。

 

第2章 アインシュタインが変えた世界

ブラウン運動

 気体や液体中の微粒子が不規則に動きまわる現象。微粒子の周囲の気体や液体の分子が運動して衝突することなどが、ブラウン運動の原因であることを解明した。

 

光のランダムウォーク:ランダムに動く足元の光の枠を追いかけて移動しブラウン運動を体感するゲームがありました。お客さんがいないので、スタッフさんがやってました。なんか寂しさが…。

 

光電効果

 物質に光を当てたとき、周波数に応じてエネルギーを持った電子が飛び出る現象。太陽電池パネルや、ビデオ、デジタルカメラで映像を記憶する技術に応用されている。

 「光は粒子であり、波でもある」と二面性を発見し、ノーベル物理学賞を受賞。

 

光の「波」と「粒」が同時に見えるふしぎな実験
 2つのスリットに向かって光を当て、スリットの向こうのスクリーンにどんな模様が見られるかを調べます。「粒」を集めていくと波の形になる。
 この実験については、ノーベル賞を受賞した朝永振一郎の一般向け解説書「光子の裁判」を読んでみてくださいとありましたが…。確かこれは『鏡の中の物理学 』に収録されていたような。

 

「光の粒」に見立てたボールをスクリーンに映る的に当てるゲームでは、ボールの色によって飛び出す「でんしくん」(電子)の高さが違うことから光の秘密を学べます。

 

レントゲン撮影装置『ニューオーロラ号
X線を透過させて体内を撮影するレントゲン装置の中では、光電効果と反対に、真空のガラス球の中で銅に電子を勢いよくぶつけることでX線を発生させています。

 

 

個人的に興味があった光電子倍増管

 スーパーカミオカンデに使われています! ニュートリノが水の分子と衝突した際に生じる微弱なチェレンコフ光を捉えます。梶田隆章氏がノーベル物理学賞を取ったのは記憶に新しいですね。ウインクキラキラ

 さらに、ハイパーカミオカンデの建設が本格的に始まっています。

 

特殊相対性理論

重力の影響を考えない特殊な環境下において、「時間の進み方や空間の大きさは『絶対的』なものではなく、観測者の置かれた状況によって変わる『相対的』なものである」とする物理理論。その土台となるのが「相対性原理」と「光速度不変の原理」。

 

コーナーでは1年後に爆発する爆弾を載せたという設定の自転車に乗り、光の速さでも2年間かかる惑星までこぐというシミュレーションゲームがあります。自転車をゲーム上の光の速さになるように早くこいで爆弾解除する内容で、時間と距離が伸び縮みする世界の変化を体感できます。

 

一般相対性理論

重力が空間をゆがませるという現代物理学の基礎理論。時間の進み方も変化し、この時間のずれから位置を計算する仕組みがGPS(全地球測位システム)。

 

 

興味を引いたパネル。光の速さを測る!(レーマーの観測、フィゾーの実験、マイケルソン・モリーの実験)、東京スカイツリーで、一般相対性理論を確かめる!(開発された2台の可搬型光格子時計)。

 

第3章 予想できなかった100年後と平和活動

現代の最新宇宙研究を支える科学技術や研究施設などを紹介。平和を希求し続けたアインシュタインと日本人研究者の交流にも触れます。

 

 

 

有名な「ラッセル・アインシュタイン宣言(1955)」

 これを発表した3か月ほど前にアインシュタインが没しており、アインシュタインが人類に放った遺言状ともいえます。    この宣言には、日本人の湯川秀樹も署名しています。

 

アインシュタイン展クイズには全問正解できましたが、写真1枚(2Lサイズ)700円はちょっとお高いのでは?

 

今日はアインシュタインという人物について深く知ることができよかったです。
理論については小さな子どもには難しいかな。

想像力は知識より大切であり、疑問を持ち続けることが重要ですね。

 

巡回情報

2021年7月17日(土)~10月10日(日)大阪市立自然史博物館

2022年春 福岡市科学館

2023年夏 鳥取