2021年1月17日(日)  晴れくもり
緊急事態宣言下、インターネットでのライブ配信になりました。
お陰様で、お家からフォーラムに参加できるので楽ちんです。でも内容は濃かったです。ウインクキラキラ
もし画面のスクリーンショットがNGなら削除しますので、ご指摘ください。


 

「がん生きる ~こころとからだ 私らしく~」 神奈川発オンラインフォーラム 
テーマ:高齢者のがん治療を考える
日時:2021年1月17日(日曜日)
時間:午後2時~午後4時45分
申し込み:参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

開催形態:インターネットでのライブ配信 https://nepforum.com/cancer/
定員:先着500名
主催:NHK厚生文化事業団 NHKエンタープライズ 読売新聞社
後援:NHK横浜放送局 厚生労働省 神奈川県 横浜市
協賛:株式会社ツムラ

 がんになっても人生は続きます。早期診断・治療で治る可能性が高まり、新薬の開発など治療の幅も広がってきました。しかし、がんと生きる本人の不安や苦しみは消えていません。副作用が心身に影響を及ぼし、治療の長期化が経済的な負担にもなっています。コロナ禍で誰にも相談できず孤立している人も少なくありません。二人に一人ががんにかかる時代。誰もがなりうるこの病とどう向き合い、支援の輪を広げていくのか、フォーラムを通じて考えていきます


【ゲスト】堀 ちえみ 歌手・タレント
【パネリスト】比企 直樹 北里大学医学部上部消化管外科学 主任教授
 西嶋 智洋 九州がんセンター老年腫瘍科 科長(消化管・腫瘍内科併任)
 松沢千恵子 神奈川県立がんセンター患者会「コスモス」世話人代表
【コーディネーター】町永 俊雄 福祉ジャーナリスト


 

【講演メモ】 備忘録です、抜けや勘違いがあるかもしれません。ニヤリ
スペシャル対談 堀ちえみ×町永俊雄
 ・舌癌はメジャーなガンでないので知識がなかった。はじめは口内炎かと思っていたことが発見の遅れになった
  ステージ4と言われ、治療の選択を迫られた。
  ①手術(最も生存確率高い)②放射線治療③化学療法④緩和ケア
 ・薬だけでの治療を望んだ。痛みから早く解放されたいと強く思った。これまでの人生でやりたいことはやったので、人生悔いが無いとも考えた。がんと闘う気持ちにはなれなかった。
 ・パートナー、子どもから、生きてほしい、そばにいてほしいと言われ、命を守る選択をする。『家族の力』
  11時間に及ぶ大手術、舌を6割切えい、腿の皮膚を移植。(皮弁:組織欠損を覆う手術で用いる「血流のある皮膚のこと)
 ・リハビリ、嚥下訓練、発語訓練(舌の複雑な動き)、言語聴覚士
 ・目標があったことが大きい。食べること、話すこと、次は歌うこと!
  がんになったことをくよくよしない、元に戻らない。前向きに、未来をめざし、生き抜いてやろう思った。
  ガンで再生しよう、新しく生まれ変わった自分。来年デビュー40周年。歌おうと思って頑張っている!


 

パネル討論会:高齢期のがんを考える


 

・予後が困難になる治療をどう考えるのか。
 ・コロナの影響:がん患者が減少している。 →がん検診が減っているため。特に後期高齢者が外出しない

  早期発見、早期治療ができない。進行してかた来院することが増えている。
   →どうしたらよいか。コロナもがんも命にかかわる。検診後、直ちに帰宅。検診ではコロナにならない。
 ・西嶋先生:老年腫瘍科(九州がんセンター)、がんと老年医学の両方を受け持つ。
  課題:臨床試験は、高齢者は対象でない。標準治療は高齢者以外に適用される。高齢者は主治医が判断する。(経験により薬剤を減らすとか)、過剰、過小治療にならないことが必要。


 ・LECS(Laparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgery:腹腔鏡・内視鏡合同手術) 比企先生
  高齢者にとって侵襲の大きいがん治療。患者自身が、どう選択するのか。がん治療では生存率が高いが、他病死では高くなる!
  定型手術後は、他の病気を誘発し早く死ぬ確率が高くなる。LECSは、患者への負担が少ないので、他病死の可能性が低くなるかも。

 

 

 


 ・患者の価値観によって判断が異なる。QOL重視、長命。再発リスク、『自分がどうしたいかを考える』
 ・高齢者は、よくわからない→医療から手を差し伸べる『高齢者機能評価』
  ①生活機能②認知機能や心の状況③身体的な状況④社会的な状況 を点数で評価。
  患者自身の納得のいく選択「患者の価値観までを聴く」、認知症の人が多い。『せん妄」予防が重要。

    ACP(アドバンス・ケア・プランニング)まではいかない。(ACP:もしものときのために、自分が望む医療やケアについて、前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みのこと)

・がん患者はコロナ禍でどうしているのか。 患者会のサロンもカフェも閉まっている。オンラインでもつながり
 ・視聴者アンケート:高齢で独り暮らし、がんと診断されたら不安なことは?
  日々の暮らしが気になる61%(299人)、相談相手がいなこと20%(98人)、お金のこと15%(74人)、仕事のこと4%(18人)
 ・個別の問題はすべてつながっている!(がん、コロナ、高齢者問題)
  困っているならつながりを作る。選択することは人生をきめること。がん治療は選べる時代に
 ・すべての人にこのフォーラムのことを伝えて欲しい。
  適切な医療→医学的だけでなく社会的に個人にあった選択。 キーワード『ともに生きる』
 ・寄せられた質問数:200件、参加人数:1,000人ほど


見逃し配信:1月18日(月)午後4時~19日(火)午後4時まで(変更になりました)
 読売新聞全国版(朝刊)2021年2月下旬に掲載予定