2020年11月1日(日) /
先週静岡へ見に行った「富野由悠季の世界展」の関連イベントのひとつ。
9月19日(土)に予定されていた開幕記念トークイベントが新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止。別途収録&オンライン配信方式になり、10月30日からネットで期間限定配信(90分)。
で、本日視聴しました。予定より2日ほど早かったのですが、今日まで気が付きませんでした。 (この時点で2,086回視聴されていました)
清水銀行Presents 記念トークイベント「富野由悠季×藤津亮太 静岡に語る in サンライズ」
■公開期間;2020年10月30日(金)~2020年11月08日(日)
■配信サイト :「Youtube静岡県立美術館チャンネル」内にて公開
富野由悠季監督と静岡県出身のアニメ評論家藤津亮太さんに、富野作品の舞台としての「静岡」、「風土」、そして新作構想についての
お話しが聴けました。特に「卑弥呼大和」について話されているとき、テンションが上がり目の輝きがすごかった。
(対談内容メモ)
・静岡会場が一番見えているようなで、いやな感じがする。
もろに突き付けられてしまった。
そもそも美術館でやるような内容か?
・ロダン館
ロダンには愛人カミーユ・クローデルがいた。ロダン作品の半分は彼女が作ったかも。 ロダン館にはそのカミーユの作品が1つだけ展示されいて、外せばいいと思っている。 ロダンは嫌いだ。
・静岡展にちなんでの話題
ザンボット3は焼津が舞台だが、なぜ焼津?
リアルな気分が欲しいので、実名を使った方がいい。小田原は知りすぎている。
焼津が相模湾が広く展望できる。
東映のロボットものとしてリアリズム「道路交通法」「固有名詞」
逆襲のシャーは、インド。行ったことがないので飛び込みで行った。
インドは暑さがちがう。インド映画では、歌って踊る陽気なミュージカル主体でないとやってられない。
ここで演出論が固まった。
シートン動物記
アニメでは実物をしっかり知ってないとダメ。
Vガン
チェコのプラハへ行った。
土地が持っている風土・文化(東欧圏の暗さ、ユダヤ人、ギロチンという処刑)
Gレゴンギスタ
ブラジル、ギアナ高地(体力限界)
エンディングは未来の富士山
スペースコロニーを描くときの風土論:他民族が寄り集まざるをえない環境。嘘八百をリアリズムにする。
理知的なモノ、土着的なモノ
『巨大ロボット物というジャンルがあったから、自分は生き延びることができた。自分の才能でここまできたのではない。』
・卑弥呼大和(これ以外に2本企画)
ラストシーンは決まっているので、真ん中を考えている。あと1年くらいか。
邪馬台国九州説への軌道修正。現在の福岡県みやま市瀬高町女山(ぞやま)一帯に存在していた。
中国、韓国、日本の官僚を全否定するような話になる。
巨大ロボット物ではないが、戦艦大和は出る。ライバー(ライブ配信をしている人)、福島原発の処理まで含んだ内容。
ホントはあったんだよ、これから会場を楽しみにしていた方へ一言って。