2020年9月21日(月) ![]()
四連休の3日目は、美術館へ。 ![]()
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久しぶりの三岸節子記念美術館で、13時ごろ到着。![]()
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丸木位里の母・丸木スマの展覧会は、3年前にここで観ています。丸木位里の妻・丸木俊が、三岸節子と同じ女子美術学校(女子美術専門学校、女子美術大学)出身であることもあり、一連の展覧会を企画されているようです。
特別展「墨は流すもの ―丸木位里の宇宙―」
■会期:2020年9月1日(火)-10月11日(日)
■前期:9月1日(火)-9月22日(火・祝) 後期:9月24日(木)-10月11日(日)
■会場: 一宮市三岸節子記念美術館 2階 一般展示室・実習展示室
■時間:午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで) 。ただし9月1日(火)は正午より一般公開
■休館日:毎週月曜日(ただし、9月21日(月・祝)は開館)、9月23日(水)
■観覧料:一般800円
(チラシより抜粋)
「原爆の図」の作者として広く知られる丸木位里(1901-1995)。妻・丸木俊(赤松俊子)との共同制作である同シリーズは、国際的にも高く評価されていますが、位里の画家としての全体像を「原爆の図」だけでとらえることはできません。特筆すべきなのは、昭和10年代に始まる幅広い前衛的な表現の追求、とりわけ水墨を用いた実験的な創作とその成果といえるでしょう。 記録として残る最初の公募展への挑戦からちょうど100年となる2020年は、位里の没後25年にもあたります。この節目の年に開催する本展覧会は、これまでの先行研究を土台とし、新見地を加えながら、その画業の全貌を紹介する過去最大の回顧展です。「墨は流すもの」と語り、水墨表現の可能性を追求し続けた丸木位里の「宇宙」をどうぞご覧ください。(展示作品数 約80点、前・後期展示替えあり)
2階 一般展示室 入口
ここから先は撮影禁止なので、ネットから写真をお借りしました。
《雨乞》 チラシに使われています。
2階 実習展示室 入口
丸木位里が描いた動物たちが並んでいる一角も。《鵜》《フクロウ》《牛》が印象的。
日本画家・内田あぐり氏による丸木位里の絵画表現の解説ビデオ『芸術は愉し ー丸木位里の絵画表現を探るー』。
「墨の表現」「箔の表現」「日本画絵具を溶く」「裏彩色」の4章構成です。とてもわかりやすく美しい映像でした。![]()
【同時開催】コレクション展(常設展) 「油彩のきらめきーヨーロッパの風景ー」
■開催期間:2020年9月1日(火曜日)~2020年12月20日(日曜日)
■開催時間:午前9時 から 午後5時 まで(入館は午後4時30分まで)
■会 場:一宮市三岸節子記念美術館 常設展示室
■観 覧 料:9月1日(火曜日)~10月11日(日曜日):特別展「墨は流すもの―丸木位里の宇宙―」観覧料に含む
10月13日(火曜日)~12月20日(日曜日):大人320円
内容
三岸節子は二度の渡欧を経て、風景画家として確固たる地位を築きました。節子が辿り着いた独自の乾いた色彩に輝く風景画と、そこに到達するまでの苦難の道程を紹介します。
特集展示「三岸節子と肖像画」…「裸婦を描くにしてもコスチュームを描くにしても、対象が生き物だといふことがまだ気がかりです。静物のやうに静かに黙つてゐてくれない。生きた動物は困るのです。まして相手に気兼ね、気苦労をするやうではなほさら厭。」
エッセイの中でこのように語る節子は、その言葉の通り人物を描くことはほとんどありませんでした。そんな節子の貴重な肖像画が、2017から2020年にかけて相次いで当館に収蔵されました。
美術館入り口正面に展示してあったデビュー作《自画像》が印象深い。少しあどけなさが残っているような感じすが、人生を強く生き抜く決意のようなまなざしに目を引きつけられます。
《小林和作肖像(尾道にて)》 (9月17日中日新聞より引用)
調査のきっかけは昨年末。知人からの「尾道の千光寺公園に行ったら、『有名画家 写生地』のモニュメントに三岸節子の名前があったよ」という何気ない情報提供からでした。節子側の文献には尾道を訪問した記録が一切ないため、尾道市観光協会さんや尾道市立美術館さんに根拠をお尋ねしたところ、戦前〜戦後にかけて尾道在住の洋画家・小林和作のもとを何度か訪ねていたことが分かってきました。また、調査の中で節子が和作を描いた肖像画が和作のご遺族宅で発見され、「これも何かの縁なので、この機会にぜひみなさんに見ていただきましょう」とご寄贈いただくこととなりました。孤高のイメージの強い節子が遠く離れた和作となぜこれほどまでに交流を深めたのか、引き続き調査研究を進めていきたいと思います。
美術館の駐車場の脇には、白いヒガンバナがひっそりと咲いていました。もう秋なんですね。
丸木位里の展覧会は、広島、愛知、富山の全国3カ所を巡回しますが、以下はここでしか展示されない作品です。お見逃しなく!
《樹林》、《三陸の海》(前期展示)、《塔のある風景》(後期展示)
また、本展は前・後期で約3分の1の作品が入れ替わり、「原爆の図」も前・後期で異なる作品が展示されます。
「リピーター割引」制度あり。本展チケット半券を観覧日翌日以降の会期中に持っていくと、通常料金の2割引で再度観れます(1枚につき1名様1回限り有効。他割引との併用不可)。
巡回情報
2020年7月2日~8月16日 奥田元宋・小由女美術館(広島)
2020年9月1日~10月11日 一宮市三岸節子記念美術館(愛知)
2020年11月13日~12月27日 富山県水墨美術館(富山)















