2019年8月1日(木)  晴れ
ひがし茶屋街は文政三年(1820)に加賀藩がこの近辺に点在していたお茶屋をここに集めて町割りしたものです。


格子戸と大戸、それに二階の造りが高い町並みは、藩政時代の面影を今も残しています。ここでの遊びといっても、琴、三弦、舞、謡曲、茶の湯から、和歌、俳諧に及ぶものであり、巾広く高い技能と教養が要求され「芸どころ金沢」の礎となりました。現在この茶屋街は、国の重要伝統的建造物群保存地区となっています。

 

国指定重要文化財「志摩」
「志摩」は、文政三年(1820)に建てられたお茶屋の建物で、これまで手を加えることなく、江戸時代そのままに残っており、学術的にも貴重な文化遺産として高く評価されています。


 

 

お茶屋は、2階を客間とし、押し入れや物入れ等は作らず、あくまでも遊興を主体とした粋な造りとなっている。 お客が床の間を背にして座ると、その正面が必ずひかえの間となる。襖がひらくと同時に、あでやかな舞や遊芸が披露される。

 

 


典型的なお茶屋の庭で、春日燈灯、月見燈灯、槍燈灯が配置よく佇んでいるます。

 

 

いただいたパンフレット