2013年9月29日(日) 晴れくもり
めずらしく3人で行ってきました。(^O^)/ 名神高速道路 岐阜羽島ICから県庁方面へ北進約10Km。
 展覧会名:オディロン・ルドン ―夢の起源―
 展覧会期:2013年9月3日(火曜)から10月27日(日曜)
 開館時間:午前10時00分から午後6時00分(金曜日は午後8時まで)
 観 覧 料:一般 1,000円
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開催趣旨(チラシより抜粋)
19世紀末から20世紀初頭にかけて活動したフランスの画家、オディロン・ルドン(1840-1916)。本展では、フランス・ボルドー美術館や当館を含めた国内の美術館が所蔵する名品約150点により、画家の青年期から晩年までを展観します。
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笑うような表情を浮かべた《蜘蛛》など独創的なモチーフを黒で表現した石版画や木炭画は興味深かったです。
ルドンは晩年、花を主題に色彩画を描くようにりましたが、《青い花瓶の花々》はよくある静物画と異なり幻想的なイメージを感じました。
《聖母》はルドンの遺作。1916年にルドンが亡くなった時、そのイーゼルに載せられていたルドンの最後の、そして未完の作品。オレンジ色一色で物思いにふけるマリアが印象的です。

企画ワークショップ「ルドンに挑戦」 ルドンの《蜘蛛》キャラクターをテーブルにある発砲スチロールの半球と針金で自分なりに作るという企画。日曜日なのに誰もやっていませんでした・・・。
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「撮影コーナー」 この四角い箱の中に入ると、半球と針金で作った蜘蛛がいっぱいです。窓から顔を出せます。最近の展覧会ではこのような撮影コーナーが普通になっていましたね。
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ふしぎな生き物を探せ!
この写真の作品はルドンの版画の師であるロドルフ・ブレスダンの《善きサマリア人》。鬱蒼とした茂みに、猿、爬虫類、ふくろうなど妖しい生き物がいっぱい。
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ルドンの絵には、その時代の自然科学の影響を強く受けているように思えました。石版画集《夢のなかで》はダーウンイの『種の起源』などから生命の誕生などに思いを巡らしたようです。
不思議な芸術家です。