2011年10月9日(日)晴れ
秋晴れのもと、中山道56番目の宿場町を散策しました。
このあたりは石灰や大理石の生産、杭瀬川の船運を中心に栄えた地域で、平安時代末期には「杭瀬川宿」ができていたとされてます。江戸時代には、「赤坂港」が設けられ、米、材木、酒、特産の石灰などが「桑名」あたりまで運ばれてたそうです。
 
中仙道沿いの町並み
 赤坂宿は本陣や問屋場などの建物は残っていませんが、古き良き時代が感じられる町並みでした。観光地として保存されている妻籠宿・馬籠宿に比べると人出も少なく静かで、それはそれで「いい雰囲気」がありました。
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赤坂宿の四ツ辻にある「赤坂宿碑」と「谷汲街道の道標」
美濃赤坂宿は、「中山道六十九次」のうち江戸から数えて57番目の宿場町。宿場の中心にあるこの四つ辻は、北に向う谷汲巡礼街道と、南は伊勢に通ずる養老街道の起点。
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浄土宗天清院
子育て呑龍さんにお参り。「呑龍大士」は群馬の高僧で、貧困で苦しむ農家の子供達を引き取って育てるなどをされていました。明治15年に当時の住職が「呑龍大士」の像を勧請したのがきっかけで育児や健康、安産祈願のお寺とされたとお聞きしまた。堂内にも寄進された沢山の提灯が提げられていました。
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