こんにちは。

 

いつもご訪問いただきありがとうございます。

 

今回は、上阪徹さんの『メモ活』をご紹介します。

 

 

 

 

<書籍の概要>

この本は前回の記事で取り上げた「Kindle Unlimited」を利用して読みました。

 

メモ術に関する本ですが、タイトルにもあるように、「どんどんメモをとる活動=メモ活」として提唱しています。

 

ちなみにメモの効果については以前にこのブログでも紹介しています。

 

 

 

 

メモ術に関する本としては、前田裕二さんの『メモの魔力』がベストセラーとして有名ですが、本書はまた違った切り口でメモの効果をわかりやすく説明しています。

 

 

 

 

「人は必ず忘れる生き物である」ということを前提に、とにかく大事なことや気になったことはすぐにメモすることを勧めています。

 

<著者について>

著者の上阪徹さんはブックライターとしてこれまでに100冊以上の書籍を担当されています。

 

ちなみにこのブログでも、以前に上阪さんの文章術に関する著書を紹介しています。

 

 

 

 

上阪さんは、今回の本で提唱するメモ術を取り入れることで、25年間のライターの仕事で一度も締め切りに遅れたことがないそうです。

 

さすがに25年間で一度も遅れたことがないというのはすごいですね!

 

<個人的に参考になった点>

個人的には次の3つが特に印象に残りました。

(以下青字は書籍より該当箇所を要約しています)

 

・メモは言ってみれば脳の外付けハードディスク。ちゃんとディスクにメモしておけば、自分が過去に考えたことや感じたことを再現できるので、脳が忘れても心配ない。

 

・不安をメモなどにはき出しておくとよい。文字にして「見える化」してしまえば、ぼんやりとした不安に襲われることはなくなる。

 

・書くことで外にアウトプットすれば、頭の中にぼんやりと考えていることがより鮮明になる。だから夢や目標をメモに書けば実現する可能性が高くなる。

 

・100個の夢を書くと良い。「こうなりたい」と紙に書けば、そのことが脳にインプットされるので、実現に向けて行動するようになる。

 

 

不安なことを「見える化」するというのは、確かに効果がありそうだと思いました。

 

ただ漠然と不安を感じているよりも、自分が何に対して不安を感じているかをはっきりとさせた方が、必要以上に不安を感じなくて済むのかも知れませんね。

 

また、「夢や目標を書き出す」というのは、他の書籍でも読んで知っていましたが、100個の夢を書き出すというのは面白いと思いました。

 

実際に書いてみましたが、すぐに100個はなかなか書けないですね。

 

とりあえず半分くらいまでは書けたので、まずは100個を書いて脳にインプットさせてみます。

 

<この本をお薦めしたい人>

・これまであまりメモの習慣がなかった

・仕事でうっかり忘れてミスをした経験がある

・考えていることをうまく文章にできない

 

上記に当てはまるような人にお勧めできると思います。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。