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docue! オフィシャルブログ

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植村直己冒険館ができて20周年になります。

植村さんといえば、ぼくがdocue!をはじめる原点とも言える存在です。

小学校の頃から植村さんの著書を読みあさり、冒険の世界へのあこがれをいだいていました。
中学のときにマッキンリーで消息を断たれたときは、とてもショックをうけたのを今でも覚えています。


本日、板橋区でおこなわれたイベント
「植村直己冒険館20周年記念 その冒険精神を未来に伝える講演会 植村直己とはなんだったのか」

にお邪魔してきました。

登壇されたゲストは以下。

大塚博美さん
日本山岳会会員で1970年の日本エベレスト登山隊の登攀隊長。植村夫妻の仲人でもある。


荻田泰永さん
北極冒険家。2000年よりカナダ北極圏、グリーンランドを中心に12回の北極行を行っている。
昨年は達成すれば世界で3人目、日本人で初めてとなる北極点単独無補給徒歩にチャレンジ。惜しくも天候条件で途中断念となるが、2013年再挑戦を目指している。
docue!でも応援しているエクストリーマーの1人で、docue!準備段階でもイロイロお世話になった方です。


中出水勲さん
明治大学山岳部での植村さんの同期5人の1人。
大学時代、植村さんと同居生活もするなど、公私ともに交流したいた方。
著書に「植村直己 冒険の軌跡 どんぐり地球を駆ける」がある。


廣江研さん
おなじく明治大学山岳部での植村さんの同期5人の1人。
マッキンリー第二次捜索隊隊長。
著書に「我が友 植村直己」がある。。


松浦輝夫さん
1970年のエベレスト登山隊で植村さんとともに日本人初登頂を果たした。


湯川豊さん
1968年に世界放浪から帰った植村さんと出会い、取材し月刊文藝春秋で紹介した担当者。
当時、植村さんの冒険を支援していた文藝春秋は彼の冒険の純粋性を高く評価しており、湯川さんは植村さんの公私ともにの相談相手だった。


そんなそうそうたる方々を迎えオーディエンスも1000人オーバー。

濃すぎるメンバーなので、どなたがどうとかでなく、今回のイベント全体で印象に
残ったことをいくつか記しておこうと思います。


①山や極地などすごいところに行くだけが冒険ではない。人間、誰もが新しいことに挑戦する。
 その行為、そのスピリッツが冒険なんだ。誰もが冒険家である。
 

②植村さんは、たまたま、1人で自然の中に飛び込んでチャレンジしていくことが楽しかった。
 たまたまそうだったから、こういう冒険の形になったのだと。
 1人で過酷な事にチャレンジするのが冒険だ!みたいな鯱張った定義なんてないのだ。


③冒険は欧米ではかつてコンクエスト・スポーツといわれていたが、植村さんの冒険スタイルは決して征服とかではなく、自然と共存し、現地の人たちと共生してスタイルをとり入れて行う、1人でやるけど、協調している、そんなやり方が新しく、世界的に評価された。


④明治山岳部の同期の方も社会人になって、苦しいとき植村ががんばってるから俺もがんばろう!といくつもの困難を乗り越えられたこと。


docue!のコンセプトとか考えていることと合致している部分が多々あってウレシかったです。
①は栗城さんも言ってますが、本当にそうだと思います。
docue!は冒険スピリッツを持った人をもっともっと増やして行きたい。
それぞれのチャレンジを後押しするきっかけづくりをしたいと考えています。
「街の冒険家」を増やしていきたいのです。

②は本当に本質だと思います。楽しいからやる、キモチいいからやる。それがないとスポーツも冒険もうまくいかないと考えていますし、実際自分もスポーツをやっていてそうだと思います。
死と隣り合わせだったり、体力や精神、技術の限界にチャレンジしているとき、人はキモチよくなるのだと思うのです。
そしてそのキモチよさが、応援してたり、それを見ていたり、一緒に行動したりしている他の人たちに勇気や感動を与える。そしてそれぞれのチャレンジの後押しをする。
それが社会の循環になっていくことが、エクストリーマーの役割なのではないのか、そう思うのです。

誰かのためにやる。応援してくれる人のためとか、スポンサーのためとか。
それは、少なからずあるとは思いますし、誰かを喜ばせるのはキモチいいです。
つながりや共感が生まれるとき人は幸せを感じます。

でもやってる本人が究極的なところで「楽しい」「キモチいい」が先にないと
キケンだとも思っています。
バランスですね。要は。



③は、本当に今の時代に大切なことだと思います。
本当にそうあるべきだし、実際エクストリーマーたちは、自分の活躍するフィールドを大切にするし、そこに住んだり、関わったりする人たちとの関係を大切にしていると思います。
ここもエクストリーマーが社会に貢献できうることなのだと思います。


④はシンプルに本当にそうですね。そういう事ができるのがエクストリーマーの強みだと思います。




ホント、学ぶ事と再確認できることがいっぱいあった今回のイベントでした。
植村さん、本当にありがとうございました。