私は研修医の頃から漢方薬にも興味がありましたが、

勉強しては挫折しの繰り返しでした。

漢字がたくさん出てくるし、正直よくわかりませんでした。

 

これまでは、漢方は専門家に任せよう、と思っていましたが、

数年前に日本在宅医療学会の学術集会で漢方に関する講演を聴いた時に、

突然「これはいける!」とピンときました(笑)

それ以降、漢方処方が急にどんどん頭に入るようになりました。

 

それまで何度も挫折して、わけがわからなかった漢方ですが、

不思議ですがその学会を機に突然漢方がわかるようになったのです。

 

以後、必要な場合には漢方を処方するようになりましたが、

他に治療法がない場合や、西洋医学では治療できない不定愁訴にはとても使えます。

場合によっては即効性もあります。

信じられないくらいの効果を発揮するケースもあります。

保険診療で手の打ちようがない場合に「ちょっと様子をみましょう」ではなく「漢方だったら効果があるかもしれないから試してみますか?」

という風に患者さんに提案できるようになりました。

他に治療がないと言われ続けた場合も漢方で効果があると、

ものすごく患者さんには感謝されます。

 

もちろん、漢方薬が万能というわけではありません。

漢方で効果がない場合もありますが、

保険診療で治療可能ですし、数カ月で効果が出てくる場合もありますし、

たくさん飲んでいる西洋薬を減らせるケースもありますので、

飲むのに抵抗がない方は、漢方処方を試してみるのも良いと思います。