より均質で大きさも均一、見た目のよい作物を大量に栽培することが第一であったこれまでの農業では、農薬や化学肥料がたくさん使われてきました。
数種類の限られたミネラルしか含まれない化学肥料の大量使用は、
作物そのものの栄養価を下げる可能性があり、
また、
農薬の使用は土壌中の微生物をも殺し、
微生物がもたらしてくれるであろう栄養素を作物が利用できなくなりますから、
作物自体の栄養価も下がる可能性があります。
普段、「食事療法」をやっているのに栄養失調になりかけている方やミネラル不足の方をみかけます。
それは、食物自体に含まれる栄養素が少ないことを意味していると考えられます。
これは、農業のあり方に問題がある可能性を示唆するものですが、「見た目がキレイ」で「大きさも均一」な商品を選んだのは消費者の方ですから、農薬や化学肥料を使う農家の方を一方的に責めることはできません。
「無農薬・無肥料」で栽培した作物は、大きさはバラバラで、表面も汚い色合いだったりしますが、本来はそういうものです。
また、無農薬・無肥料で育てた作物ほど、生命力が強いと言えます。
なぜなら、温度変化や環境の変化にも耐え、害虫にも耐えてきた作物だからです。
本来は、そのような「生命力の高い食物」をいただきたいものです。
細胞がほしがっているのは薬でもなく、化学物質でもなく、栄養素です。
正しい栄養とは、
細胞にとって必須の材料とエネルギー源を正しく提供するということです。
間違った農業が台頭している社会では、
いつまでたっても正しい栄養・正しい食事が達成されることはありません。
正しい農業が育ってこそ、
正しい細胞環境が育ち、人間や動物は健康(本来あるべき姿)に育つのです。
正しい医療も、正しい食事や細胞が望む環境が提供できてこそ達成されるのです。
========================
・私個人の主観的な意見による記事ですので(当然、偏りがあります)、正しいかどうかは各個人の自己責任でお願いいたします。
・メッセージ等による質問はすべてスルーしています(お返事しません)。
・アメンバー申請が何件もきていますが、
申請の際に、メッセージのない方は承認いたしませんのでご了承ください。
簡単な自己紹介と、どういう理由で申請されたかなどを教えていただけるとありがたいです。
お手数ですがよろしくお願いいたします。
Dr.SHUTO
=======================