数年前から眼科領域で、ドライアイにフォトフェシヤル治療が良いのではないか？と囁かれていました。
当院でも、大学受験を控えている高校生の患者様に治療をして大変感謝して頂きました。
ドライアイは、エイジングに伴い起きてくる症状の一つです。
最近は食生活や環境、ライフスタイルなどの変化により、ドライアイ人口は急速に増えてきています。
特にスマホやPCの使いすぎなども要因ですね。
目の症状だけでも目の乾きから疲れ目、痛み、白目の充血まで様々な症状が出てきます。
全身の症状としては、頭痛、肩こり、首こり、眼精疲労、集中力低下、疲れやすい、自律神経失調症、慢性疲労、抑うつ状態などがあります。
通常の治療には
目の表面の治療：点眼薬、涙点プラグ、目に合ったコンタクトレンズ・メガネ
目のまわりの治療：まぶたのあぶら取り（あぶら出し）、まぶたのたるみ取り
身体からの治療：針治療、食事療法、運動療法、ホルモン療法、サプリメント
などがあります。
上記の治療でもなかなか改善しない方にはIPL治療をお勧めします。
では、どうしてドライアイにIPL（フィトフェイシャル）が良いのでしょうか？
IPL（Intense Pulse Light）はドライアイの原因の１つ「マイボーム腺機能不全」を改善させると言われています。
炎症を抑える効果や、まぶたの裏側にある油を分泌する腺「マイボーム腺」のつまりを溶かす効果があります。
マイボーム腺の出口が何らかの原因によって目詰まりすると、涙の油の成分が足りなくなり、涙が蒸発しやすくなることで、ドライアイの症状が引き起こされます。
また炎症が起きやすくなり、麦粒腫（ものもらい）などの原因となります。
美肌を手に入れるには顔の毛穴を目詰まりさせない事も重要ですが、目のマイボーム腺も目詰まりさせないようにすることが重要です
フォトフェイシャルで美肌（シミや赤み改善）になってドライアイも改善できるなんて素晴らしいですね