遅発性フードアレルギー検査が人気なのですが、実際にアレルギーが強い食材が出たらどうしたらいいのか?と言うご質問もお受けします。
基本的には、半年間くらいは一切口にしない事をお勧めしています。
ここ最近特に反応の強いものは、大麦
10年前から、牛乳や卵の反応の高い人ひとは多く(今もですが)更にオーツ麦や大麦も増えてきました。
オーツミルクも増えましたよね~そのような影響もあるのかしら??
IgG抗体は即時反応の原因のIgE抗体とは別物です。
腸内の絨毛に遅発性フードアレルギーの反応が強いものが挟まれると、異物として反応します。
ですので、量を少なくすればいいわけでもありません。
遅発性アレルギー検査の反応が強いものには乳製品・卵・小麦が多いのですが、意外とこれらを避けるのは大変。
どうしても食べなければいけない場合の為に当院では食直前に飲む分解酵素サプリを用意しております。
様々な消化酵素の成分で食べる前に飲むと腸の調子が良くなるという方も多いです。
その他に出来る事は、腸内環境の改善
糖質過剰な状態を避ける・保存料の多い食事を避ける・グルタミン(※)の多い食品を摂取する
※肉類や魚の赤身、貝類、甲殻類
それに加えて、当院特注のプロバイオティク(腸まで届く特殊な善玉菌)の内服薬を飲むことを推奨します。
腸活の為に味噌や発酵食品をとる方も多いですが、醸造用イーストの反応の強い方は要注意です。
良かれと思ってやったことがかえって悪化する事もあります。
腸内環境は効率よく賢く改善していきましょう!