今週も暑かったですね
夏休みシーズンと言う事もあり、遠方から20代の若い方がニキビに悩んでご来院をされている方も多いです。
お鼻周りのぶつぶつしたニキビと赤み、意外と原因として多いのがピロリ菌。
胃のピロリ菌ですが、若い方は特の内視鏡検査などをしてい無いのでスルーされている場合が多いです。
実際には採血検査でピロリ菌がいるかどうかが分かります。
その他にも顔だけでなく、全身が痒かったり赤みのある方も増えました。
この季節柄、直射日光が当たるだけで光線過敏性がある方は赤くなると思います。
洋服の素材や色などにも要注意です。
根本的原因となるTNF-α (腫瘍壊死物質)が全身に広がると自己免疫性疾患だけではなく癌になる確率も増えます。
逆に言うと癌に罹患されている方に赤ら顔の形も多いです。
顔だけでなく、体全体に対する危険信号だと思ってください。
治療のポイントは、腸内細菌叢と肌細菌叢の整理と肌のバリア機能の回復にあります。
1ヵ月治療したから治らないと思って諦めないでください。
じっくり根気よくしっかりと治療して行きましょう!