ホルモン補充治療 エストロゲンの誤解 | アンチエイジングlover Dr.ゆうこりんブログ

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エストロゲンを補充すると乳癌になる、と思う方も多いと思います

 

乳癌に罹患されている方にはエストロゲンは補充しません

 何故ならば、ホルモン感受性のある乳癌もあるので。。。

 

WHIなどの論文で指摘された副作用は

 

 合成エストロゲン(プレマリン)

       +

 合成プロゲステロン(プロべラ)

 

この組み合わせは要注意です

 

問題はホルモンが合成のホルモンなので

①乳がんの増加(0.1%未満)

②抑うつの増加

③心臓病予防の効果(-)むしろ増加?

④肥満

⑤肺血栓・脳血栓

⑥むくみ

という報告があります

 

合成のホルモンとナチュラルホルモンの違いは成分にも差があります

 

 

合成のエストロゲン→

 

エストロン(75~80%)エキリン(馬由来)(6~15%)エストラジオール (5~19%)

 

ナチュラルなエストロゲン→

 

エストリオール (60~80%) エストロン(10~20%)エストラジオール (10~20%)

 

合成のエストロゲンは馬由来のエキリンが含まれていることが大きな問題点になります

 

ナチュラルだからと言って、エストロゲンを沢山補充しても良いかというとそんなことはありません

 

 

エストロゲンを過剰に補充することで、胸のハリや浮腫み、出血などの副作用が考えられます

 

ホルモン補充はエストロゲンとプロゲステロンのバランスがポイントです!